アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ・ユース財団

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A legend in his own lifetime: Antoine de Saint-Exupéry, pilot, writer, humanist
—一代で伝説を築いた男、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ。パイロット、作家、そしてヒューマニスト

アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ・ユース財団のパートナーとして、IWCシャフハウゼンは、恵まれない環境におかれている子供たちおよび青少年の支援に取り組んでいます。2008年にサンテグジュペリの子孫によって創設されたこの慈善団体は、フランスが誇る作家であり、パイロットであったサンテグジュペリが大切にしていた人道的価値観を守り伝えるために活動しています。IWCは限定タイムピースをオークションに出品し、そこから得た収益を同財団の社会的なプロジェクトの資金として寄付しています。

アントワーヌ・ド・サンテグジュペリと財団

1900年6月29日にリヨンで生まれたアントワーヌ・ド・サンテグジュペリは、子供の頃からすでに空を飛ぶことを夢見ていました。やがて空輸会社に勤務し、アフリカと南米への郵便輸送に従事します。また、前人未到の壮大な冒険に挑み、九死に一生を得たことも何度かありました。彼が飛行の次に情熱を注いだのが執筆であり、存命中から既に作家として世界的な名声を確立していました。その中で最も有名な文学作品である『星の王子さま』は、298以上の言語に翻訳されています。1944年7月31日、サンテグジュペリは偵察飛行の最中に消息を断ち、行方がわからなくなりました。2000年になってようやく、地中海沖にて、彼が操縦していたP-38 ライトニングの残骸が発見されました。

航空黎明期を切り拓いた先駆者であり、パイロットであったサンテグジュペリの精神的な遺産を守り伝えるため、2008年に彼の子孫がアントワーヌ・ド・サンテグジュペリ・ユース財団を創設しました。同財団は識字率の向上に焦点を当て、主に恵まれない子供たちおよび青少年を対象に、学習や教育を目的とするプロジェクトを運営しています。

Saint-Exupéry was a pilot who embraced flying as a personal challenge
—飛行に人生の冒険を見出す時代に生きたパイロット、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ

共通の価値観に基づくパートナーシップ

IWCシャフハウゼンは、2005年からアントワーヌ・ド・サンテグジュペリの子孫の方々と密接に連携し、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ・ユース財団にも継続的な支援を提供しています。この確固たるパートナーシップは、両者が多くの価値観を共有していることに基づいています。困難な状況におかれている子供たちや青少年に対する支援は、IWCの社会貢献における中心的な活動の一つです。またどちらも、知識と教育を授けることで、若者が長期的な展望を持ち、責任ある市民へと成長できるという確固たる信念を持っています。

そのほか、遺産を大切にするという点も共通項の一つです。約80年前、サンテグジュペリが先駆的なパイロットとして活躍していた頃、IWCは現在の「パイロット・ウォッチ」コレクションの第一号となる特別モデルを発表しました。この「パイロット・ウォッチ」は、独特な文字盤のデザインと、ムーブメントを磁場から保護するための軟鉄製ケージなどの傑出した技術仕様を特長とし、シャフハウゼンに拠点を置く時計メーカーIWCのコレクションの中で不動の地位を築きました。その栄光は今日まで続いています。

「パイロット・ウォッチ」特別限定モデル

「パイロット・ウォッチ」コレクションには、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ・ユース財団との提携により、2006年からアントワーヌ・ド・サンテグジュペリを記念する特別モデルが定期的に登場しています。2014年には、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ“ラスト・フライト”」の3つのバージョンが発表されました。ブラウンの文字盤を持つこの限定モデルでは、IWCの時計の中で初めて、非常に堅牢なシリコンナイトライド(窒化ケイ素)セラミックがケース素材に採用されています。

2013年からは、『星の王子さま』をテーマとする特別モデルも定期的に制作されています。これらのモデルは、IWCの「パイロット・ウォッチ」の中で唯一、文字盤が深いブルーで彩られています。「パイロット・ウォッチ・ダブル・クロノグラフ“プティ・プランス”」の曜日表示は、毎日異なる星が金色に輝き、その日の曜日を示すという魅力的な表示方式になっています。これらの星は、星の王子さまが宇宙を旅して訪れた7つの惑星を象徴するものです。

オークションの収益を社会的事業に寄付

IWCはオークションハウスであるサザビーズの協力を得て、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ・ユース財団に支援を提供するため、これまでにいくつかの特別なタイムピースをオークションに出品してきました。その収益は、学習や教育を目的とする様々なプロジェクトの資金として寄付されています。

2013年に出品された「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー“プティ・プランス”」は、173,000フランという高額で落札されました。同財団はその収益を活用し、カンボジアに図書館が併設された校舎を2軒建設したほか、郊外の村を定期的に訪問するための移動図書館を開設しました。

2014年には別のオークションから得られた収益により、ブラジルの小児病院に書籍、コンピュータ、電子書籍を取り揃えた図書館が完成しました。その開館式には、IWCのブランドアンバサダーを務めるアドリアナ・リマが出席しました。

2015年には、タイ北西部のメーソート郡にあるホスピタリティ&ケータリング トレーニングセンター(HCTC)に支援が提供されました。この教育施設は、他地域への社会進出の難しさが課題となっている東南アジアの民族、カレン族の若者を対象とし、将来に役立つ技能の育成に取り組んでいます。

アントワーヌ・ド・サンテグジュペリの遺産に関する詳細情報はこちらでご覧いただけます:
www.antoinedesaintexupery.com
www.fasej.org
www.lepetitprince.com