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ドラゴンの棲む島 - ガラパゴス諸島

半世紀以上にわたり、チャールズ・ダーウィン財団は、有名なガラパゴス諸島に生息する動植物相を調査研究すると共に、このユニークな自然の楽園を保全する活動に取り組むエクアドル政府のアドバイザーも務めています。今回は、そうした進化を守る人々のもとを訪れたときの模様をご紹介します。

楽園の救済

ガラパゴス諸島の魅力溢れるユニークな自然。この島で見られる豊かな動植物には、人々の心を揺さぶる美しさがあります。

コンプリケーションが
「グランド」の名を冠するとき

いまだ人々の記憶に名を刻む著名な英国人登山家にして、三度目のエベレスト遠征で命を落としたことでも知られるジョージ・マロリーは、1924年、なぜエベレストに登るのか?と問われて、こう答えています。「そこに山があるから」 ― この答えは、登山にまつわる最も有名な言葉となりました。

Kurt Klaus
物語と夢を紡ぐ芸術

どの腕時計も、その由来、歴史、特徴、個性、伝統、文化、そして特に所有者にまつわる物語を伝えます。

C. G. ユング

分析心理学の創始者として後世に名を残すC. G. ユング(1875年~1961年)。この高名な心理学者の功績は誰もが 知るところでしょうが、彼の結婚相手がシャフハウゼンに拠点をおく時計マニファクチュール、IWCの当時の オーナーの娘だったことや、それに伴い、IWCの共同経営者に就いていたことなどは、あまり知られていません。

ライン川畔のアトリエ

オート・オルロジュリ―(英語ではHigh Horology)とは、その名の通り”高度な時計製造技術”を意味します。高級複雑時計製造は、ある意味において全て高水準を追求し、IWCシャフハウゼンで製造される高級時計は、技巧、技術、そして非常に細やかな手作業を要します。

Grande Complication Dial Explained
小さな世界

世界は時間とともに動いています。IWCの「ポルトギーゼ・グランド・コンプリケーション」は、そのような時間をあらゆる尺度に集約したようなデザインで、控えめながらも美しく設計されたこのタイムピースの文字盤には、傾いた地球が彫り込まれています。

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エクスペリエンス

世代を超えて

テキスト — ミカエラ・ナマス 写真 — Carlos Jones/Contrasto/Laif, Patrick Fraser/Outline/Corbis 日付 — 2012年10月4日

共有:
—父:ルチアーノ・ベネトン(77歳)
—息子:アレッサンドロ・ベネトン(48歳)

一面にフレスコ画が描かれている壁。その傍のテーブルに座る父と息子。バロック様式の館を社屋とするベネトン本社は、北イタリアの都市トレヴィーゾの郊外にあります。 2人はここで待ち合わせ、ビジネスの話をするのです。息子は若かりし頃のルチアーノによく似ており、特に笑顔がそっくりです。しかし、それ以外はお互いにまったく異なる個性を備えています。77歳のルチアーノ・ベネトンは、3人の弟妹と共に世界的に有名なファッショングループを築き上げた人物です。今でも髪を長く伸ばし、自社工房で製造されたスポーツセーターを着た姿は見るからに情熱的で、どこか反逆児のような風貌を残しています。かつては、会社のためにヌード写真を撮影したことすらありました。「情熱はビジネスの一部です」と彼は言い、その通りに行動してみせるのです。

ルチアーノの息子である48歳のアレッサンドロ・ベネトンは、幼少の頃から熱心に事業に取り組む家族の姿を目の当たりにしてきました。「子供の頃から、ウールの匂いが大好きでした」と回想します。ビジネスの場では常にスーツとネクタイを着用し、プライベートではよりカジュアルなスタイルを好むアレッサンドロは、現代美術に強い関心を持ち、アルベルト・ブッリやダミアン・ハーストの作品を所有しています。妻は世界スキーチャンピオンのデボラ・コンパニオーニです。彼らは3人の子供たちと共に、本社に程近い郊外の自宅で暮らしています。ガラスとセメントを多用した自宅は、日本人建築家の安藤忠雄氏が設計を手掛けました。華々しくメディアに登場して注目を浴びることは、彼の得意分野ではありません。父親と比べ、ベネトンの息子はプライバシーをより大切にするタイプなのです。「誰もが大声で叫んでいる世界では、沈黙を保ったほうが利口な場合があります」と、彼は静かに語ります。

今、父は息子に会社の経営権を譲り渡そうとしています。今年の春、アレッサンドロがベネトングループの会長の座を引き継ぎました。同グループはカラフルなファッションアイテムを世に送り出し、毎年20億ユーロもの売上高を計上しています。会社のトップが世代交代したことで、ベネトン一族に新たな勢いが生まれました。この家族経営企業はミラノ証券取引所の株式をすべて買い戻し、再び完全な家族所有となったのです。この時点で、アレッサンドロ・ベネトンは家族を代表する存在となりました。これまでは父親が務めていた役目です。アレッサンドロが目標として追いかけている背中は偉大ですが、いつか必ず追いつく日が来ることでしょう。彼はハーバード大学を卒業して自ら投資会社を創立し、さらに父親のもとで長い間ベネトンの副会長を務めてきました。「アレッサンドロには、実業家として最も重要な素質が備わっています。すなわち、困難に直面しても決してあきらめないという姿勢です」と、ルチアーノ・ベネトンは息子について語ります。この点に限って言えば、アレッサンドロは父親と同じです。どのような危機に陥ろうとも、ルチアーノは常に前進し続けました。例えば、廃油にまみれた水鳥や監房の死刑囚を登用した衝撃的な広告キャンペーンに対して顧客が抗議し、米国の小売業者シアーズがベネトンとの販売契約を解消した時は、長年の同僚であり、当時コミュニケーション担当部長の座にあった有名写真家オリビエロ・トスカーニと決別しました。「時にはとにかく走り続けることだけを考え、持久力を維持しながら自分の意志に従う必要があるのです」と、ルチアーノは言います。彼らは様々な局面に適応しながら、今日まで生き延びてきました。

息子であるアレッサンドロもまた、同じ姿勢を受け継いでいます。ユナイテッド カラーズ オブ ベネトンが業務を展開しているビジネス環境は30年前と同じではありませんが、同社の戦略は変わっていません。「グローバル化が進む世界では、イタリアのファッションブランドは品質が良く、創造力に富むデザインを提供しなければなりません。しかし、新しいアイデアの育成には時間と費用がかかります。だからこそ、家族の後ろ盾が必要なのです。株主は手っ取り早く儲けることを優先しますから」と、アレッサンドロは言います。彼に刺激を与えてくれる存在は常に父親であり、それを認めながらも、父親からの自立の必要性を感じたと告白します。「自分の道を進みたくて、早い時期に独立しました。誰に指図されるでもなく、自ら決断を下せたことは何より幸運であったと思います」と、今や会社のトップに立つ彼は語るのです。父親のルチアーノ・ベネトンは、相談役として経営に関わる予定です。彼は「あまり余計な口出しはしたくありません」と言いますが、おそらくその必要はないでしょう。主導権を握ったアレッサンドロは幸先良いスタートを切っています。カンヌ国際広告祭で、ベネトンの「Unhate」、すなわち「反憎悪」をテーマに据えたキャンペーンがグランプリを受賞したのです。この新キャンペーンでは、世界各国のリーダーがキスをしているポスターが使用されています。結局のところ、経営が次世代、そしてさらにその次の世代へと引き継がれたとしても、ベネトンは常にベネトンであり続けるのでしょう。こうして、情熱という不朽の財産が受け継がれていくのです。

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