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Aquatimer
新しい「アクアタイマー」コレクションの世界

IWCのクリエイティブ・ディレクター、クリスチャン・クヌープが、「アクアタイマー」コレクションの新モデルのデザインをご紹介します。

SIHH 2014 Booth
SIHH 2014:IWCブースの舞台裏

波はジュネーブへと向かいます。IWCは、第24回国際高級時計見本市(SIHH)にご来場の皆様を、新しい「アクアタイマー」コレクションの魅惑のモデルをご堪能いただける深海の世界へと誘います。

Ingenieur 2013 Collection
新作「インヂュニア」コレクションのご紹介

IWCのクリエイティブ・ディレクター、クリスチャン・クヌープが「インヂュニア」コレクションの新モデルを詳しくご紹介します。

IWC's SIHH Booth 2013
SIHH 2013:IWCブースの舞台裏

「インヂュニア」シリーズをテーマとした2013年、IWCのSIHH舞台裏の様子をご覧ください。

雄飛する男たち

IWCの「パイロット・ウォッチ」のアイコン的地位は、決して空想の産物などではありません。IWCの価値観を体現するこれらの時計は極めて高い人気を博し、スイス時計業界においてパイロット・ウォッチというひとつのジャンルを打ち立てました。

生涯を懸けた情熱

ハンスイェルク・キトラス、ミニッツ・リピーターへの生涯を懸けた情熱を語る

第二章:複雑機構とは?

時計の文字盤上に並ぶ小さなダイヤルは何なのだろうと不思議に思ったことはありませんか?多くの場合、それらは単なる装飾ではなく、機械式時計の卓越した性能をさらに高める複雑機構や特別な機能のために付属しています。

ケース製造の芸術と科学

スイス北部の街シャフハウゼンの郊外 ― 名高いライン滝を臨む小さな町ノイハウゼンに、スイスの時計メーカーIWCの工場がひっそりと佇んでいます。

エクスペリエンス

ガラパゴス諸島に明るい未来を

チャールズ・ダーウィン研究所 創立50周年

日付 — 2014年6月2日

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「1835年9月17日。散歩の途中で2頭の大きなリクガメに出会った。どちらも、少なくとも体重200ポンドはあるだろう。1頭はサボテンを食べており、私が近づくとこちらを見つめ、不機嫌な様子でゆっくりと立ち去った。もう片方は低い唸り声を発し、甲羅に頭を引っ込めた。」

これは、ガラパゴス諸島に上陸してわずか2日後に、チャールズ・ダーウィンが記したものです。彼は探検船HMSビーグル号に乗り、40,000マイルの距離を5年かけて航海しながら科学的な調査に取り組みました。そして、ガラパゴス諸島滞在中の発見により、かの画期的な進化論の基礎を築き、この地域が地球上で最も魅力的で、生態学的に多様性に富む場所のひとつだということを明らかにしたのです。

それからおよそ180年を経た現在でも、エクアドルの海岸から約1,000km離れたこの驚くべき諸島はユニークな存在であり続けています。それぞれの島で環境条件が大きく異なっているため、ダーウィンが唱えた自然選択が促され、その結果として他の地域では見ることのできない動植物種が形成されたのです。ウミイグアナ、有名なダーウィンフィンチ、そしてもちろん、若き日のダーウィンとの出会いに不満を顕わにしたガラパゴスゾウガメなど、ガラパゴス諸島に生息する動物の約40%がこの土地の固有種です。

これまでの55年間、チャールズ・ダーウィン財団はこの島の保護に必要な科学研究の推進という責務を果たしてきました。1964年にはこの地にチャールズ・ダーウィン研究所を設立し、さらに一歩大きく前進しました。この研究所には100人を超える科学者、学生、教職者、ボランティアスタッフが集い、ガラパゴス諸島の動植物に関する研究を進め、この独自の生態系を壊滅的な被害から守るために尽力しています。

創立から50年間、チャールズ・ダーウィン研究所はこの島を象徴するガラパゴスゾウガメを絶滅の危機から救うプロジェクトや、135,000平方キロメートルにおよぶガラパゴス海洋保護区の制定において重要な役割を担ってきました。また、1970年代初期から1,300人のエクアドルの学生たちに経済的な支援を行ない、科学分野での奨学金を提供しています。このような献身的な取り組みが功を奏し、ガラパゴス諸島の本来の生物多様性のうち95%が現在でも健全な状態で維持されています。

今年、チャールズ・ダーウィン研究所は創立50周年を迎えました。世界的な不況の影響と効率的ではない予算管理の結果、チャールズ・ダーウィン財団が財政難に陥り、3年前までは同研究所とガラパゴス諸島そのものの先行きが非常に危うかったことを思うと、この節目がより価値あるものに感じられます。この危機を救ったのは、休暇でこの島を訪れた36歳のドイツ人投資家、スヴェン・ロレンツ氏でした。状況の悪化を知った彼は、自宅とロンドンでの高報酬の仕事を手放してガラパゴスに戻り、チャールズ・ダーウィン財団のCEOとして着任したのです。そして、金融業界で培った専門知識を駆使して。同財団を利益性の高い組織へと改革し、350万米ドルもの年間予算を確保できるまでに立て直しました。

—500本限定生産の「アクアタイマー・クロノグラフ“50イヤーズ・サイエンス・フォー・ガラパゴス”」は、チャールズ・ダーウィン研究所の創立50周年を記念するモデルです。

Aquatimer Chronograph Edition "50 Years Science for Galapagos"
アクアタイマー・クロノグラフ
“50イヤーズ・サイエンス・
フォー・ガラパゴス”

詳細を見る

今年1月のSIHHでは、記念行事の幕開けとしてロレンツ氏とIWCが「インサイド・ザ・ウェーブ」という華やかなイベントを共同主催し、今後の年間計画を発表いたしました。6月にはガラパゴスにある財団の敷地で、見学者を迎える新しい見学コースやカフェテリア、およびショップをお披露目し、年末にはキトで特別なガラディナーの主催など、様々なプログラムが予定されています。このガラディナーは、世界各国の要人や政治家の方々をご招待し、チャールズ・ダーウィン財団がこの半世紀に成し遂げた功績を知っていただくためのイベントです。

このディナーでは、チャールズ・ダーウィン財団の再建の促進にあたり、ロレンツ氏がIWCの協力を求めるに至った経緯も説明されます。彼は、スイスの時計メーカーであるIWCが世界各国でのチャリティープロジェクトをサポートし、高い評価を得ていることを認識しています。IWCは、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団やアントワーヌ・ド・サンテグジュペリ遺産管理協会などの団体と長期的なパートナーシップを結び、恵まれない子供たちに支援を提供しています。環境保全責任を果たすという企業コミットメントに従い、シャフハウゼンにあるIWC本社では、必要とするすべてのエネルギーを環境に優しい水力発電で補っており、2007年にはカーボンニュートラル企業の認証を取得しました。

IWCとチャールズ・ダーウィン財団の提携は、ダーウィンの生誕200周年であった2009年に始まりました。それ以来、シャフハウゼンに拠点を置くIWCは、ダーウィン研究所の未来を支えるために毎年多くの資金援助を提供しています。IWCのCEOジョージ・カーンは、次のようにコメントしています。「IWCは世界的に成功している企業として、社会責任を果たすべきであると考えています。それゆえに、美しい自然に恵まれたガラパゴス諸島の保護に向けた継続的な取り組みを実現するため、チャールズ・ダーウィン財団の事業への長期的な支援提供を決断したのです。」

「これまでのモデルの特徴であったシンプルな美しさに、
回転式アウターベゼルの使いやすさをも備える独特の回転式インナーベゼルを組み合わせました。
このベゼルは、ダイビング中でも簡単に操作できます。」

—クリスチャン・クヌープ、IWCシャフハウゼン クリエイティブ・ディレクター

チャールズ・ダーウィン研究所の創立50周年という大きな節目を機に、このパートナーシップのさらなる発展を願って、IWCはダイバーズ・ウォッチ「アクアタイマー」の新しいモデルを発表しました。これらの新モデルには、ラバーコーディングを施したステンレススティール製ケースで、ガラパゴスウミイグアナの姿をエングレーヴィングした裏蓋を備える「アクアタイマー・クロノグラフ“ガラパゴス・アイランド”」、鮮やかなブルーの針とインデックスが印象的な「アクアタイマー・クロノグラフ “50イヤーズ・サイエンス・フォー・ガラパゴス”」、そしてIWC初のブロンズ製ケースと裏蓋のダーウィンの肖像を特徴とする「アクアタイマー・クロノグラフ “エクスペディション・チャールズ・ダーウィン”」という、神秘的なガラパゴス諸島に捧げる3つの特別なクロノグラフモデルが含まれています。

「陸と海の両方に、これほどまでに魅力的で多様な種が生息している場所は、このガラパゴス諸島をおいて他にありません」と、ジョージ・カーンは言います。「IWCのアクアタイマーコレクションには、陸海を問わず過酷な冒険にふさわしい理想的な時計が揃っています。そしてこれらの時計は、この自然の楽園でこそ本領を発揮するのです。しかし、世界遺産にも指定されているこの島々が、非常に大きな脅威にさらされていることは明らかです。」

新しい「アクアタイマー」コレクションの開発責任者として、IWCのクリエイティブ・ディレクターのクリスチャン・クヌープは、このコレクションならではの伝統的な特色を維持しながら、革新的な技術と美的要素を兼ね備える最新のデザインを確保するという課題に挑戦しました。

Aquatimer Chronograph Edition "Galapagos Islands"
アクアタイマー・クロノグラフ
“ガラパゴス・アイランド”

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「IWCは世界的に成功している企業として、社会責任を果たすべきであると考えています。それゆえに、美しい自然に恵まれたガラパゴス諸島の保護に向けた継続的な取り組みを実現するため、チャールズ・ダーウィン財団の事業への長期的な支援提供を決断したのです。」

—ジョージ・カーン、IWCシャフハウゼン CEO

「これまでのモデルの特徴であったシンプルな美しさに、回転式アウターベゼルの使いやすさをも備える独特の回転式インナーベゼルを組み合わせました。このベゼルは、ダイビング中でも簡単に操作できます」と、クヌープは解説します。「1967年に発表された初代アクアタイマーにオマージュを捧げ、より落ち着いたカラーと機能的なデザインを選択しました。さらに、海のブルー、風雨にさらされた木の茶系の色合い、様々な石のグレーなど、ガラパゴス諸島のあらゆる要素からのインスピレーションを取り入れています。また、『アクアタイマー・クロノグラフ “エクスペディション・チャールズ・ダーウィン”』のブロンズ製ケースは、HMSビーグル号の航海の歴史と、この船にブロンズ製の継手(ジョイントパーツ)が多用されていたという事実から直接ヒントを得たものです。個人的には、IWCのケース素材のレパートリーに、魅力的で、時の経過と共に表情を変えるブロンズが採用された点が気に入っています。」

チャールズ・ダーウィン財団への支援を開始して以来、今やIWCは同財団にとって最も重要なパートナーのひとつとなっています。IWCによる毎年の資金援助により、様々な研究分野で有意義な進歩が実現しています。最新の例を挙げると、2014年7月にサメにタグを付けるという重要な新プロジェクトが実施されます。ガラパゴス諸島周辺海域のサメに123個の衛星タグを取り付け、サメの動きや回遊パターン、しいては種の特性に関する理解を深めようとする試みです。

「ガラパゴス海洋保護区は、サメたちに残された最後の避難場所のひとつです。サメのヒレを目的とする乱獲が大きな原因となり、この生物は世界でも類を見ないほど切実な危機に晒されています」と、ロレンツ氏は語ります。「IWCの資金援助は、ガラパゴス諸島におけるサメの研究と保護プロジェクトを推進する大きな原動力となっています。この研究により、ガラパゴス海洋保護区内外でのサメの動きや回遊パターンに関する理解が深まり、必要な保護対策の実施に役立つ情報を得ることができます。最も広く生息しているイタチザメは最上位捕食者であることから、生態系の状態を示す優れた判断基準になります。しかし、最近までこのサメの存在は公的に記録されていませんでした。」

—「アクアタイマー・クロノグラフ“ガラパゴス・アイランド”」は、IWCと「チャールズ・ダーウィン財団」が2009年に締結したパートナーシップへの毎年の貢献の一環です。

IWCからの資金援助により、地球上で最大の魚であるジンベエザメへのタグ付けも進んでいます。ジンベエザメはダイバーやシュノーケラーたちの間で人気が高いため、ガラパゴス諸島の経済に重要な利益をもたらしてくれるのです。同研究所はIWCの支援をもとに、将来的にはダーウィンフィンチ、モッキングバード、ベニタイランチョウなどの重要な鳥類の保護計画や、ガラパゴス諸島全体の3分の2という広大な領域を占める海中世界の研究を開始する予定です。

その他、1998年に制定されたガラパゴス海洋保護区の効率性の測定を目的とするサメの基準生息数調査や、ガラパゴス諸島とその周辺海域に及ぼし得る海洋性外来動植物種を明確化するためのダイビングなども予定されています。さらに、外来種の寄生バエから鳥類を保護する取り組みや、従来のプロジェクトのように大量の水を使用せず、特定の植物種を大規模で再導入できる革新技術の開発も始まる見通しです。

「5年前にIWCがチャールズ・ダーウィン財団とパートナーシップを結んでから、スヴェン・ロレンツ氏は同財団に新たな活力とプロフェッショナリズムをもたらしてくれました。今、私たちはIWCによる資金援助が、真に価値ある取り組みに生かされていることを確信しています」と、ジョージ・カーンは述べています。「ガラパゴス諸島には唯一無二の生態系が築かれていますが、注意深く管理しなければ極めて容易に失われてしまうでしょう。そのような悲劇が決して起こらないように、IWCの協力によって確かな対策が施されていることを、私はとても誇りに思います。」

IWCは、またウェブサイトを通してもこれらのプロジェクトやチャールズ・ダーウィン財団へのサポートを提供する予定です。最新のサメのタグ付けプログラムの進行状況や、パートナーシップに関する詳細情報の提供など、チャールズ・ダーウィン財団が情熱を注ぐ有意義な事業について世界中の人々に関心を持っていただくため、IWCは今後も支援を継続していく方針です。

Aquatimer Chronograph Edition "Expedition Charles Darwin"
アクアタイマー・クロノグラフ
“エクスペディション・チャールズ・
ダーウィン”

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Further Information

IWC Schaffhausen
Uwe Liebminger
Department Manager Public Relations
Mobile +41 (0)79 957 72 52
E-mail uwe.liebminger@iwc.com
Internet http://www.iwc.com/ja/press-area/

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SIHH 2013:IWCブースの舞台裏

「インヂュニア」シリーズをテーマとした2013年、IWCのSIHH舞台裏の様子をご覧ください。

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