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IWCのダイバーズ・ウォッチは進化し続けています。

次世代のIWCエンジニアたち

60年以上もの間、IWCは自社工房で研修を実施し、世代を超えて時計職人の育成に取り組んできました。 研修生には、手先の器用さと技術的な才能が要求されます。研修の終了後も、大半の研修生がスイス北東部にあるIWCに残って仕事を続けています。

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エンジニアであることの真髄

ガタガタと不安定な音を立ててエンジンが止まると、ベンツは手の甲で額の汗を拭いながら、我が子のように大切な金属製の機械を覗きこみました。

インヂュニア - ポールポジションからのスタート

発売に先駆け、新しいコレクションを皆様にご紹介いたします。こちらのビデオをご覧になり、間もなく登場する新コレクションをご堪能ください。

スコットランド出身の偉才

多くの病気に対する新しい治療法を発見するため、献身的に努力する優秀な研究者でもあり、勤務先のロシュ社のサッカーチームを数年にわたり指導する熱心なコーチでもある。工学的な美しさと機械式ムーブメントの精度に惹かれる時計愛好家の顔をも持つアンドリュー・トーマスは、多種多様な事柄に情熱を注いでいる。

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SHARKS

マイケル・ミュラーはこれまで、夢を創造するアメリカのハリウッドを舞台に、数多くの美しい人々、セレブ、才能豊かな有名人を撮影してきました。

ケース製造の芸術と科学

スイス北部の街シャフハウゼンの郊外 ― 名高いライン滝を臨む小さな町ノイハウゼンに、スイスの時計メーカーIWCの工場がひっそりと佇んでいます。

エクスペリエンス

彫刻家・デザイナー

テキスト — Nicholas Foulkes 写真 — Berto Martinez/Unit.nl 日付 — 2013年2月26日

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彫刻家でありデザイナーでもある彼は、非凡な才能を備えた人物であり、たとえあなたがデザインの分野に精通していなくとも、評判は耳にしたことがあるに違いありません。彼の名前は厳格さの代名詞でもあるのです。

彼の作品は、鋭いエッジ角があることで有名です。制作した作品の一つ一つは、たとえそれがヨットや、ヨーグルトの容器であれ、あるいは電話やティーポットであれ、曲線が一切使われていない点が特徴となっています。彼がデザインする椅子は決して快適な座り心地とは言えませんが、彼の家具デザインは幅広く知られているのです。

1950年代フランス、彼は有名な美術評論家の父親と、脚本家として成功していた母親の間に生まれました。彼の歩んできた人生は、この両親から多大な影響を受けています。両親は画家のベルナール・ビュフェと親交があり、まだ10歳にも満たなかった彼は、両親とともにある夏をプロバンス地方のビュフェの邸宅で過ごします。がらくた置き場とも見える乱雑なアトリエで、ビュフェは巨大な蝶の彫刻の制作に取り組んでいました。角と直線から成る彼の厳格なスタイルは、この未来の芸術家に生涯に渡り消えることのない強い印象を与えたのです。

未来に大志を描き、勉学に熱心に取り組んだ彼はルイ・ル・グラン高校を、そして続いて理工科学校を卒業します。そしてその後、溶接工に弟子入りし、ボイラーの作り方を学んで家族を驚かせます。しかしながらこれは若き日の反抗心による単なる思いつきの行動ではありません(1968年の5月革命の際には、街頭に繰り出し警官に対して石を投げつけるなど、当時の反体制運動に参加するほどの年齢には達していたのですが。)彼は金属に日常的に触れ、深く学ぶことを望んでいたのでした。瞬時に認識できるその鋭いエッジを作風とする彼の初期作品は、同世代の優れたデザインの中でも最も求められているものの一つとして位置付けられています。

インヂュニア・オートマティック
—インヂュニア・オートマティック、Ref. IW323906

この頃、彼は2つの大きなテーブルを制作しています。この制作には3年の歳月を要し、その間彼は多くの切り傷を負うことになりました。しかし最終的に自らが求めていた結果を得ることができました。それは触れると切れるほど鋭いエッジと、先に行くほど細く、コンパスの先のようになって、木の床を傷つけ、そこに座る人の服を破いてしまうほどの鋭利な脚を持ったテーブルでした。これらは1970年代の中頃、意図的に奇をてらったものに過ぎないとの批判を受けましたが、今日、その一つはパリ装飾芸術博物館の常設コレクションとして展示されており、もう一つはフィリップ社が最近行った競売にて170万ドルで売却されました。フィリップ社の社長サイモン・ド・ピューリー氏は、早い時期から彼の作品の素晴らしさを見出し、世界の収集家たちに、彼の作品は一般的な言葉が示すところの家具ではなく、家具に類似した彫刻作品である‐その違いは微妙だが、重要な点である- としてその素晴らしさを強調してきました。ほぼ同時期、彼は拾った物、特に溶接して互いに接着された空き缶を使って、一連の作品を作りました(ウォーホルの作品の皮肉な示唆)。裂いたり、刻みを入れられたりした空き缶の縁は、金属のサボテンの針や葉のように外に向かって突き出していました。この作品は、一般的な美術館ではなくパリの屑鉄置き場に展示され、それだけに一層強い印象を与えました。1976年の終わり頃に行われたこの展示を映した写真の一つに、一人のジプシーをトーチランプで照らし出している彼の姿があります。この写真を見ると、今日も根強く残る彼の象徴である短く刈り上げられた髪、オーバーオール、生まれた時から下唇に張り付いていたようなタバコがを映されています。

LE PUNK DE JUNK

彼の作品の挑発的な性格(および、その頃まで新しくフランス文化大臣に任命されたフランソワーズ・ジルーの顧問を務めていた彼の父の影響)によって、彼は少数の出版物で注目されるようになり、その中で彼は“LE PUNK DE JUNK”(ガラクタのパンク)と称されました(それは1976年の秋のことです。)そして、フランス文化省の勧めにより、彼はコンコルドで使われるナイフやフォーク類のデザイン案を提案することになります。残念ながら彼のデザインは採用されませんでしたが(それは特に柄の部分が刃と同じくらい鋭く危険だったため)、彼はこれによって国際的な名声を得て、ポール・アンドリューやリシャール・ロジェ、ノーマン・フォスターやジャン・ヌーヴェルのような有名な建築家やエンジニアと共同で作品作りに取り組むようになりました。そして世界の主要な芸術展やビエンナーレなどで彼がデザインしたパビリオンは、世界の芸術シーンで見慣れたものとなっているのです。

ビュフェのように、鋭い縁を持つ自らのスタイルに忠実であり続け、カーボンファイバーのようなより薄くカットできる素材の到来を歓迎し、ギロチンのようにシャープなエッジを持った紙一枚の薄さの家具を彼は生み出しました。それは携帯用サンラウンジャーを間違って折り畳むと、指が1本か2本切れてなくなりかねないような危険なものでした。

プロバンスの城とビュフェの世界規模のコレクション、そして彼の手首に輝く新しいインヂュニアを除いて、成功は彼を真の意味で変えることはありませんでした。ゴールドのインデックスは、強固で角の強調されたブレスレットに加えて、彼が秘かに愛する華やかなタッチとなっています。ただひとつだけ彼が好まないものがありました。それはベゼルがやや、彼にとっては丸すぎるという点でしょうか。

Ingenieur Automatic
インヂュニア・オートマティック

—Ref. 3239

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