進化を遂げるシャフハウゼン発のダイバーズ・ウォッチ

IWCシャフハウゼンが贈る新しい「アクアタイマー」コレクション

日付 — 2014年1月1日

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アクアタイマー・クロノグラフ “エクスペディション・チャールズ・ダーウィン”
—「アクアタイマー・クロノグラフ “エクスペディション・チャールズ・ダーウィン”」(Ref. IW379503)において、IWCシャフハウゼンはブロンズを初めてケースに採用しました。

IWCのダイバーズ・ウォッチは進化し続けています。2014年、IWCシャフハウゼンから登場する新しい「アクアタイマー」コレクションは、技術仕様に大きな飛躍が見られ、多くのモデルに自社製キャリバーと特許を取得したIWCブレスレットクイック交換システムが搭載されています。また、「アクアタイマー」コレクションで初めて、大型のデジタル式日付・月表示付き永久カレンダーという、高級時計製造技術の粋を集めた複雑機構を備えたモデルが登場します。同様に、ケース素材として初めてブロンズが使用されたモデルもデビューします。そして、スイスの時計メーカーであるIWCシャフハウゼンは、チャールズ・ダーウィン財団とクストー財団の活動を支援する4つの特別モデルも発表します。

「アクアタイマーは、男性的でダイナミックな独自の魅力を持つ、プロフェッショナル向けのスポーツウォッチ・コレクションであり、その伝統は1967年に遡ります」と、IWCシャフハウゼンCEOのジョージ・カーンは説明します。「アクアタイマーの遺産である伝説的なデザイン要素と色彩は、今なお健在です。しかしながら、新世代のモデルは従来と比べ、さらに“純粋な” デザインとなっています。それにより全体的に力強い印象となり、また、新しい革新的な回転式ベゼルが効果的なアクセントを添えています。この回転式ベゼルは、アクアタイマーコレクションのトレードマークでもあります。」 新しい「アクアタイマー」コレクションの発表にあたり、背景としてガラパゴス諸島の壮大な自然が選ばれたのは、決して偶然ではありません。「陸と海の両方に、これほどまでに魅力的で多様な種が生息している場所は、このガラパゴス諸島をおいて他にありません」と、ジョージ・カーンは続けます。「IWCのアクアタイマーコレクションには、陸海を問わず過酷な冒険にふさわしい理想的な時計が揃っています。そしてこれらの時計は、この自然の楽園でこそ本領を発揮するのです。しかし、世界遺産にも指定されているこの島々が、非常に大きな脅威にさらされていることは明らかです。」 IWCシャフハウゼンは、環境に対して責任ある行動を取り、持続可能性に基づく企業戦略の実践を誓っています。スイスに本社を置くIWCは、永続する価値の象徴である最高級腕時計のメーカーとして、危うい均衡にあるガラパゴス諸島の生態系の保護に極めて特別な責任を感じています。私たちがチャールズ・ダーウィン財団、および同財団の研究所を支持し、支援するのはそのためです。この研究所は、ガラパゴス諸島が直面している諸問題に科学的なアプローチで立ち向かっています。また、IWCは、ジャック・クストー(1910 ~ 1997)の研究を継承し、世界の海洋の保護に取り組むクストー財団にも同様の支援を提供しています。フランス出身の深海ダイバーであるクストーは、海洋生物の豊かな多様性を映し出すユニークな写真や映画を製作しました。中でも高い人気を博したテレビシリーズ『クストーの海底世界』は、世界中の何百万人という視聴者を魅了しました。エンジニア、発明家、研究者、そして映画監督として、クストーは誰よりも早く熱心に、この青い惑星を保護する必要性を唱え、人々を啓蒙したのです。

アクアタイマー・クロノグラフ “ガラパゴス・アイランド”
—「アクアタイマー・クロノグラフ “ガラパゴス・アイランド”」(Ref. IW379502)は、IWCの自社工房で完全一貫製造されたキャリバー89365ムーブメントを搭載し、魅力的なブラックのラバーコーティングが施されています。

2014年「アクアタイマー」コレクション: 概要

このたび初めて、IWCのダイバーズ・ウォッチシリーズに、高級時計製造の複雑機構である永久カレンダーが搭載されました。「アクアタイマー・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト/マンス」(Ref. IW379401)は、2つの点から、“ビッグウォッチ” と呼ばれるにふさわしい特徴を備えています。そのひとつが、1884年の「パルウェーバー式時計」の伝統を色濃く受け継ぎ、日付と月を大型のデジタル式で表示する永久カレンダー機能を持つIWC自社製キャリバー89801です。もう一方は、新コレクションの主力となるこのモデルに備わる直径49mmの印象的なケースサイズです。ちなみに、このモデルはわずか50本の限定生産です。こうして、「アクアタイマー・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト/マンス」は、1940年の「ビッグ・パイロット・ウォッチ」に次ぐIWC史上2番目の大きさを誇る腕時計となりました。「GST・ディープ・ワン」(1999年)と「アクアタイマー・ディープ・ツー」(2009年)の後継となるチタニウム製の「アクアタイマー・ディープ・スリー」(Ref. IW355701)は、機械式水深計を備えるIWCのダイバーズ・ウォッチの3代目です。水深計と回転式ベゼルシステムは、どちらも継続的な開発と改良が施されてきました。潜水中は青色の表示針が常時動いて現在の水深を示し、赤色の表示計が実際に到達した最大50Mまでの最大水深を指して留まります。つまり、「アクアタイマー・ディープ・スリー」はダイビング・コンピューターの完全なバックアップ・システムとして機能するのです。極度の深海のために設計された、200気圧の防水性を発揮する「アクアタイマー・オートマティック 2000」(Ref. IW358002)は、アマチュアダイバーとプロダイバーの両者のためにつくられた、極限の高圧力に耐えるタイムピースを製造するというIWCの伝統を受け継ぐ時計です。そのチタニウム製ケースと無駄のないデザインは、IWCのかつてのアイコンモデル「オーシャン 2000」を想起させます。1982年に登場したこのモデルは、フェルディナント・A・ポルシェが設計を手掛けました。この「アクアタイマー・オートマティック 2000」は、ペラトン自動巻き機構を備えた頑丈なIWC自社製キャリバー80110を搭載しています。500本限定生産の「アクアタイマー・クロノグラフ“50イヤーズ・サイエンス・フォー・ガラパゴス”」(Ref. IW379504)は、チャールズ・ダーウィン財団が設立した科学研究施設、チャールズ・ダーウィン研究所の創立50周年を記念するモデルです。全く同じ技術仕様の「アクアタイマー・クロノグラフ“ガラパゴス・アイランド”」(Ref. IW379502)には、環境破壊の危機に直面するガラパゴス諸島に対するIWCの強い関心が表わされています。どちらのモデルもIWC自社製キャリバー89365がその作動を司り、魅力的なブラックのラバーコーティングが施されています。「アクアタイマー・クロノグラフ“エクスペディション・チャールズ・ダーウィン”」(Ref. IW379503)は、この有名な自然科学者によるガラパゴス諸島への旅路を辿るタイムピースです。ダーウィンはこの地で証拠を集め、種の起源についての自説の基礎を確立しました。この偉業に捧げるトリビュートとして、IWCシャフハウゼンは、当時の主な造船素材のひとつであったブロンズを初めて採用しました。このスペシャルエディションにも、IWC自社製キャリバー89365が搭載されています。

「アクアタイマーは、男性的でダイナミックな独自の魅力を持つ、プロフェッショナル向けの
スポーツウォッチ・コレクションであり、その伝統は1967年に遡ります」

—ジョージ・カーン、IWCシャフハウゼン CEO

1971年、海洋生物研究のパイオニアとして名高いジャック・クストーが、映画『The Dragons of Galapagos(ガラパゴスのドラゴン)』の製作のために太平洋に浮かぶこの島へとはるばる遠征し、ウミイグアナの生態を研究しました。新発見をもたらした彼の旅を讃え、IWCはステンレススティール製の「アクアタイマー・クロノグラフ“エクスペディション・ジャック=イヴ・クストー”」(Ref. IW376805)を発表します。ブラックまたはシルバーメッキの文字盤を備えるステンレススティール製の「アクアタイマー・クロノグラフ」(Ref. IW376801、IW376802、IW376803、IW376804)は、落ち着きのあるカラーと外観で日常のあらゆる場面で使用するに相応しい時計です。ピュアなデザインの文字盤は、1967年に登場した「アクアタイマー」初代モデルの影響を色濃く残しながらも、より現代的な解釈が加えられています。ケース直径42mm、ステンレススティール製の「アクアタイマー・オートマティック」(Ref. IW329001、IW329002、IW329003、IW329004)は、同ダイバーズ・ウォッチコレクションの最小サイズモデルです。3本の針を持つこの時計には4つのバリエーションがあり、ブラックまたはシルバーメッキの文字盤に、ブラックのラバー・ストラップかステンレススティール・ブレスレットを合わせることができます。

IWCのCEO、ジョージ・カーンは、全体的なリニューアルを施した「アクアタイマー」コレクションの発表にあたり、次のように述べています。「新しいアクアタイマーコレクションは、技術の発展と視覚的な進歩を注意深く調和させて誕生しました。洗練された回転式アウター/インナーベゼルにより、時計の操作がかつてないほど簡単になっただけでなく、ダイビング中の安全性も大幅に向上しています。まさにIWCならではの個性的なデザインを呈する、ユニークで現代的なスポーツウォッチです。また、さらに多くのモデルにIWC製キャリバーが搭載され、ケース素材には初めてブロンズが採用されました。こうした特色が、このコレクションの品質と価値を際立たせています。また、大型のデジタル式日付・月表示を備える永久カレンダーや、機械式水深計などの複雑機構も加わり、このアクアタイマーコレクションを高級時計界の頂点へと押し上げています。」

アクアタイマー・オートマティック 2000
—「アクアタイマー・オートマティック 2000」(Ref. IW358002)は、ペラトン自動巻き機構を備えた頑丈なIWC自社製キャリバー80110を搭載しています。

進化の本質を体現

「2014年のアクアタイマーコレクションは、進化の概念を完璧に体現しています。すなわち、成功し続けるには継続的な進化が不可欠だということです」と、IWCシャフハウゼンのマーケティング&コミュニケーション部門でディレクターを務めるゴリス・フェルブルグは話しています。「このコレクションに伝わるDNAを維持しながら徹底的なリニューアルを施し、2009年以来初めてとなる再デビューを行なったのはそのためです。アクアタイマーコレクションの時計についてお客様が非常に高く評価してくださっているクオリティ、すなわち堅牢かつエレガントであり、ダイビングにもガラパゴス諸島の探検にもしっくりと合う一方で、ビジネスの場でも違和感がない、という特長はそのまま保たれています。スポーツと冒険の要素、卓越した技術、そして男性的なアピールが融合し、このダイバーズ・ウォッチの魅力を構成しています。つまり、『男のために設計された時計』というIWCのコンセプトを完璧に反映しているのです。」

新世代の「アクアタイマー」コレクションで最も顕著な技術改革は、新開発のIWCセーフダイブ・システム付き回転式アウター/インナーベゼルです。このメカニズムは、1分単位で正確に時間を設定でき、内部機構を埃や海水から保護する回転式インナーベゼルの利点と、ダイビング用手袋を着用している時や、寒さで指先を器用に動かせない場合でも簡単に操作できる回転式アウターベゼルの使いやすさを兼ね備えています。2つのリングはスライディング・クラッチ・システムにより接続され、アウターベゼルの回転がケース内部やインナーベゼルに伝達される仕組みです。安全上の理由から、インナーベゼルは反時計回りにしか回転しません。これにより、ベゼルを誤って動かしてしまっても、減圧不要で安全に水面まで戻ることのできる限界時間を超過しないようになっています。インナーベゼルの潜水時間目盛には、視界が非常に悪い場合でも常に優れた視認性を提供できるよう、スーパールミノヴァ®*が塗布されています。グリーンは潜水時間に関連する表示、ブルーは時(アワー)表示と、暗闇で光る2色のカラーが文字盤の視認性を高めています。

「2014年のアクアタイマーコレクションは、進化の概念を完璧に体現しています。
すなわち、成功し続けるには継続的な進化が不可欠だということです」

—ゴリス・フェルブルグ、IWCシャフハウゼン マーケティング&コミュニケーション部門ディレクター

デザインアイコンからのインスピレーション

IWCのクリエイティブ・ディレクター、クリスチャン・クヌープが、「アクアタイマー」コレクションの新モデルのデザインをご紹介します。「文字盤の落ち着いた色合いと機能的なデザインは、1967年に発売されたアクアタイマーの初代モデルを参照したものです。一方、アウターベゼルの丸みのあるラインとグリップの溝は、1982年に登場した伝説的なポルシェデザインの『オーシャン 2000』からインスピレーションを得ています。回転式ベゼルのメカニズムが新しくなり、ケースの左側にあるスライディング・クラッチ・システムに保護カバーが追加されたにもかかわらず、新しいアクアタイマーコレクションは全体的により洗練された外観となり、スマートな印象に仕上がっています。表面にポリッシュ仕上げとサテン仕上げを施した外観も、高級感を際立たせています。また、個人的に気に入っている点は、IWCのケース素材のレパートリーに、非常に魅力的で、時の経過と共に表情を変えるブロンズが採用されたことです。」

大型のデジタル式日付・月表示を備える永久カレンダーに加え、優れた時計製造技術により達成された特筆すべき点は、機械式水深計と200気圧もの防水性です。また、3つのIWC製クロノグラフ・ムーブメントの採用、さらにほとんどのモデルで極めて高い防水性が備えられているという点も、このコレクションの総体的な品質を押し上げています。将来は、「アクアタイマー」コレクションの全モデルのケース裏面に、防水機能の気圧数を示す伝統的な魚のシンボルが刻印される予定です。特許を取得した、新しいIWCブレスレットクイック交換システムは、ステンレススティール・ブレスレットとラバー・ストラップを素早く簡単に交換できるだけでなく、安全性も大幅に向上されました。ブレスレットは上方からロッキングバーに取り付ける仕組みで、接続はカチリという音で確認できます。ブレスレットを外す時はロッキングレバーを親指で外側に向けて押し、ブレスレットを上方向に押し上げます。波形のラバー・ストラップは先端部分が非常に柔軟になっており、高温時やダイビング時の手首サイズの変化に合わせ、ストラップも自然に調整されます。XXLバージョンの波形ストラップは、ドライスーツの上からでも装着できます。2014年「アクアタイマー」コレクションでは、さらに快適なブレスレットの付け替えが可能となりました。

Galapagos
—ガラパゴス諸島は、エクアドルから西へ1000キロ離れた場所に位置します。本土から隔離され、特別な気候条件にあることから、世界的にも珍しい動植物の生態系が構築されました。

シャフハウゼン発の「アクアタイマー」:1967年から世界の海を制覇

水中に潜りたいという人々の夢は、おそらく空を飛びたいという夢と同じくらい古いものでしょう。1960年代、水中世界への憧れがますます強くなり、人々は遂に水の中を隅々まで探索するようになりました。そして、アマチュアダイビングの人気の高まりを受け、時計業界は防水性と堅牢性を備え、何よりも完璧な視認性を持つダイバーズ・ウォッチの開発という課題に取り組みました。水中では、時間の管理が極めて重要です。それは、ダイバーの健康、そして命すらも左右するからです。

1967年、IWCは「アクアタイマー」を発表しました。20気圧の防水機能を備えるIWC初のこのダイバーズ・ウォッチは、今日まで不変の人気を誇る時計コレクションの礎を築きました。当初、このモデルには4時位置の専用リューズで操作する回転式インナーベゼルが搭載されていました。

デザイナーのフェルディナント・A・ポルシェとの20年間におよぶパートナーシップの結果、IWCシャフハウゼンは1978年に自動巻ムーブメントを搭載するコンパスウォッチを開発しました。1980年代の初めには、伝説のポルシェ911のデザイナーとのさらなるコラボレーションの結果、初の軍用ダイバーズ・ウォッチが誕生。またそれと並行し、IWCは1982年からデザインに共通性のあるスポーティーなダイバーズ・ウォッチ「オーシャン 2000」の製造を開始しました。200気圧の防水性を備えるこのチタニウム製モデルは、初めてシリーズ製造されたダイバーズ・ウォッチです。当時、IWCはチタニウムの旋盤加工技術を持つ世界唯一の企業でした。軽量で耐腐食性に優れ、事実上あらゆる衝撃に耐えるチタニウムは、ダイバーズ・ウォッチの素材として特に優れた性質を備えています。1997年、スポーツウォッチの「GST」コレクションが登場し、日常生活にふさわしく、優れた実用性を備える堅牢な時計のシンボルとして、瞬く間に人気を博しました。そして1年後、IWCは「アクアタイマー」という伝統的な名前を復活させ、新しいスポーツウォッチ・コレクションの一部として、水深2000Mの水圧に耐えられるよう設計した、チタニウム製の「アクアタイマー・GST・オートマティック 2000」を発表しました。IWCのエンジニアたちの熱心な開発が結実し、ついに1999年、「GST・ディープ・ワン」が誕生。ケースにチタニウムを用いた人目を引くこのダイバーズ・ウォッチは、IWC初の機械式水深計付きモデルでした。

スポーツと冒険の要素、卓越した技術、そして男性的なアピールが融合し、このダイバーズ・ウォッチの魅力を構成しています。
つまり、『男のために設計された時計』というIWCのコンセプトを完璧に反映しているのです。」

—ゴリス・フェルブルグ、IWCシャフハウゼン マーケティング&コミュニケーション部門ディレクター

2004年、「アクアタイマー・オートマティック 2000」が初めて登場しました。このモデルには、1967年の「アクアタイマー」初代モデルのように、4時位置の自動気密構造を有するリューズで操作する回転式インナーベゼルが搭載されていました。この年、クロノグラフから独立して機能し、単独で操作のできるスプリットミニッツ針を備えたダイバーズウォッチ「アクアタイマー・スプリットミニッツ・クロノグラフ」も発表されました。これはスプリットミニッツ針を水中でいつでも、たとえ水深120Mの地点にいる時でさえもオン/オフできるという世界的にも珍しい付加機能でした。2008年、IWCヴィンテージウォッチの年には、1967年の初代「アクアタイマー」と同じ外観の「アクアタイマー・オートマティック」が発表されました。これは、ショーケースを華やかに飾るモデルというよりは、厳しい水中任務に耐え抜く本格的な「機器」でした。

2009年、IWCシャフハウゼンは「アクアタイマー」コレクションに根本的な再開発を施し、機械式時計製造界の頂点を目指す高い志を表明しました。全体的にサイズが拡大されたこれらのダイバーズ・ウォッチの最も大きな特徴は、サファイアガラスをはめ込んだ回転式アウターベゼルでした。ベゼル底部の表面にはスーパールミノヴァ®*が何層にも塗布され、光が乏しく視界が悪い状況でも、ダイバーが潜水時間を読み取れるように確かな視認性を提供します。18Kレッドゴールド製の「アクアタイマー・クロノグラフ」は、IWCのダイバーズ・ウォッチで初めてケースに貴金属を使用したモデルとして注目を集めました。「GST・ディープ・ワン」の後継モデル、「アクアタイマー・ディープ・ツーは」、正確な機械式水深計で強い印象を残しました。この水深計は現在の水深を示す一方で、潜水中に到達した最大50Mまでの最大水深も表示します。確かな技術力の証である「アクアタイマー・クロノグラフ」の、ダークブルーまたはブラックの文字盤には、最初の15分間に鮮やかなコーラルレッド、あるいはシグナルイエローのマークが弧を描くように配色されていました。2009年には、ラバーコーティングの「アクアタイマー・クロノグラフ“ガラパゴス・アイランド”」が初登場し、以降、このコレクションに欠かせない存在であり続けています。

陸と海の自然を守る

IWCとチャールズ・ダーウィン財団とのパートナーシップは、科学界がダーウィンの生誕200年を祝した2009年に始まりました。「私たちは、長期にわたるパートナーであるIWCシャフハウゼンの支援を非常に嬉しく思っています」と、チャールズ・ダーウィン財団CEOのスヴェン・ロレンツ氏は話します。「IWCとの提携により重要な保護活動と研究が前進し、私たちの取り組みが世界的に広く知られるようになりました。」「アクアタイマー・クロノグラフ」の新しいモデル、「アクアタイマー・クロノグラフ“ガラパゴス・アイランド”」(Ref.IW379502)と「アクアタイマー・クロノグラフ“50イヤーズ・サイエンス・フォー・ガラパゴス”」(Ref. IW379504)は、チャールズ・ダーウィン財団に捧げる極めて特別なタイムピースです。これらのモデルの売り上げの一部は同財団とその研究所に寄付され、彼らの不屈の自然保護活動に役立てられます。

2004年、IWCはクストー財団のパートナーとなり、海洋保護区の制定という同財団の活動を支援し続けています。海洋保護区の制定は、繊細な深海の世界を魚の乱獲、密猟、環境破壊から保護する最も効果的な方法のひとつとして広く認められています。IWCシャフハウゼンはジャック・クストーと財団と共に、技術開発分野でのパイオニア精神、完璧を追求する姿勢を共有しながら、生物にとって健やかなる環境保全の実現に向けて努力しています。2014年、IWCシャフハウゼンはこうしたビジョンを継続し、世界の海を巡ったジャック・クストーに捧げる特別モデル「アクアタイマー・クロノグラフ“エクスペディション・ジャック=イヴ・クストー”」(Ref. IW376805)を発表します。すでにシリーズ6代目となるこの時計は、1971年に新たな発見を求めてガラパゴス諸島に向かったカリプソ号の素晴らしい航海を記念するものです。このモデルの売り上げの一部はクストー財団に寄付され、熱意ある環境活動家であったクストーの遺志を引き継ぐために活用されます。

楽園をおびやかす脅威

ガラパゴス諸島は、エクアドルから西へ1000キロ離れた場所に位置します。本土から隔離され、特別な気候条件にあることから、世界的にも珍しい動植物の生態系が構築されました。それぞれの島で環境条件が大きく異なっているため、自然選択によって他の場所では決して見られない動植物種が生まれたのです。ガラパゴスゾウガメ、ウミイグアナ、そして有名なダーウィンフィンチなど、ガラパゴス諸島に生息する動物のおよそ40%がこの土地の固有種です。1835年にガラパゴス諸島を訪れたチャールズ・ダーウィンはこれらの生物を観察し、種の起源、そして自然選択と適応による種の変異についての独自の理論を打ち立てたのです。ガラパゴス諸島周辺の海にも、多彩な動植物が生息しています。なぜならば、水温が低く養分が豊富なフンボルト海流と、温かい北赤道海流、そして摂氏17度程度と比較的水温の高いクロムウェル海流など、様々な海流が流れ込んでいるためです。この海域はクジラ、ガラパゴスザメ、アシカ、ペンギン、オニイトマキエイの楽園であり、もちろんダイバーたちにとっても非常に魅力的な場所です。これほど多様な種を見ることができる海は、世界広しといえども他にありません。1978年、ユネスコはガラパゴス諸島を世界遺産に認定しました。また、エクアドル政府はすでに1959年から、ガラパゴス諸島の陸地全体の97%を国立公園に指定しています。1998年、ガラパゴス諸島周辺に海洋保護区が制定されました。2001年には、世界遺産の範囲がガラパゴス海洋保護区にまで拡大され、世界最大級の規模となりました。そして2010年、ガラパゴス諸島がユネスコのレッドリストから外されたことは、間違いなく保護活動の成果の一環であったと言えるでしょう。それでもなお、この天然の「進化の実験室」は、特に動植物の侵入種、人間の定住、観光業の発展、密漁によって大きな脅威にさらされています。ダーウィンフィンチの亜種のひとつであるマングローブフィンチは、ハエの外来種により絶滅の危機に瀕しています。道具を使って餌を捕食することさえできるこの利口な鳥は、現在わずか70羽しか生存していません。チャールズ・ダーウィン財団は可能な限りあらゆる手段を用いて、ガラパゴス固有の動植物の保護に取り組んでいます。この国際NPOは50年前にサンタクルス島に科学研究所を設立し、現在も運営を続けています。ここでは、世界中から集まった100人を超える科学者、学生、教師、ボランティアスタッフが熱心に研究に取り組み、固有動植物の調査と世界遺産であるガラパゴス諸島の環境保全を進めています。こうした活動に加え、同研究所では公園保護官の育成、教師と生徒向けのセミナーの開催、研究成果の発表、寄付の募集なども行なっています。

*IWCシャフハウゼンは、商標「スーパールミノヴァ®」所有者ではありません。

Further Information

IWC Schaffhausen
Uwe Liebminger
Department Manager Public Relations
Mobile +41 (0)79 957 72 52
E-mail uwe.liebminger@iwc.com

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