IWCシャフハウゼンとモーターレースの世界

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高性能自動車の開発のようなモーターレースにまつわる様々な側面と、オート・オルロジュリー(高級複雑時計製造)の魅力的な世界には、多くの共通点があります。どちらも最先端の素材や世界トップクラスの技術力、究極の性能や継続的な技術革新が大きな意味を持つ世界であり、その一方で、情熱やパイオニア精神、さらには、チームワークといったものが同じくらい大切な要素とされています。こうした理由から、IWCはモータースポーツの世界と深い繋がりを持っています。現在、シャフハウゼンに拠点を置く時計マニュファクチュールIWCは、次の3つのキーワードに基づくパートナーシップを結んでいます。

  • 高精度エンジニアリング – メルセデスAMGペトロナス フォーミュラ・ワン・チーム
  • 伝統 – ラリー・パッショーネ・カラッチョラとグッドウッド・メンバーズ・ミーティング
  • 高性能エンジニアリング – メルセデスAMG

高精度エンジニアリング

メルセデスAMGペトロナス フォーミュラ・ワン・チーム

2013年以来、IWCシャフハウゼンは、メルセデスAMGペトロナス  フォーミュラ・ワン・チームのオフィシャル技術パートナーを務めています。このパートナーシップは、モータースポーツの頂点に立つレースと、オート・オルロジュリー(高級複雑時計製造)の世界が共有する多くの類似点から生まれたものです。例えば、機械工学技術が生んだ傑作、メルセデスF1  W06ハイブリッド・シルバー・アローは3,000個以上の部品で構成されています。革新的なテクノロジーを搭載するこのマシンには、チタンアルミナイド、セラミック、カーボンファイバーなどのハイテク素材が採用されていますが、IWCシャフハウゼンでも同様に、機械式時計製造に極めて耐久性の高い素材を取り入れています。そうすることで、部品の耐用年数が長くなったり、印象的なケースやデザインが可能になるのです。またF1の世界でも、時計業界と同じようにチームワークが重視されます。モータースポーツ業界には、一流のエンジニア、デザイナー、素材や空気力学の専門家たちが集まりますが、IWCの複雑で繊細な傑作高級時計の製造にも、多様な分野を代表する高精度のキャリバーを生み出す専門家たちの連携が不可欠です。

IWCシャフハウゼンは、メルセデスAMGペトロナス  フォーミュラ・ワン・チームのドライバーのパートナーとして、3度も世界チャンピオンの座に就いたルイス・ハミルトン、そして彼のチームメイトであるバルテリ・ボッタスと確固たる絆を築いています。卓越した才能を持つこの2人のドライバーは、IWCのブランド・アンバサダーとして、機械式時計への情熱を共有しています。2014年、共同デザインプロジェクトの一環として、「インヂュニア・クロノグラフ“ルイス・ハミルトン”」(Ref.IW379602)と「インヂュニア・クロノグラフ“ニコ・ロズベルグ”」(Ref.IW379603)という2つの特別モデルが、それぞれ250本限定生産で登場しました。どちらのモデルにも、F1レーシングカーに頻繁に用いられるチタニウム、カーボン、セラミック(酸化ジルコニウム)で作られた部品が採用されています。

016年FIAフォーミュラ・ワン世界選手権の年間スケジュール

• 3月26日 – オーストラリア
• 4月9日 – 中国
• 4月16日 – バーレーン
• 4月30日 – ソチ
• 5月14日 – スペイン
• 5月28日 – モナコ
• 6月11日 – カナダ

• 6月25日 - バクー
• 7月9日 – オーストリア
• 7月16日 – イギリス
• 7月30日 – ハンガリー
• 8月27日 – ベルギー
• 9月3日 – イタリア

• 9月17日 – シンガポール
• 10月1日 – マレーシア
• 10月8日 – 日本
• 10月22日 – アメリカ
• 10月29日 – メキシコ
• 11月12日 – ブラジル
• 11月26日 – アブダビ

伝統

爆発的なエネルギーと轟音を立ててうなるエンジンを持つ、シルバー・アロー  W25のような伝統的なグランドツーリングカーやレーシングカーは、今でも人々を魅了してやみません。それゆえ、IWCシャフハウゼンはモータースポーツにまつわる取り組みの中で、クラシカルなレーシングカーに特に強い関心を寄せています。2015年から、IWCはラリー・パッショーネ・カラッチョラのオフィシャルパートナー、そして伝説のグッドウッド・メンバーズ・ミーティングの計時パートナーに就任しています。

ラリー・パッショーネ・カラッチョラ

メルセデス・シルバー・アローの黄金期を象徴するドライバーといえば、ルドルフ・カラッチョラをおいて他にいないでしょう。彼は204ものレースを完走し、そのうち144回はトップでゴールラインを通過して優勝しています。さらに、傑出した才能を発揮し、1935年、1937年、1938年の3回にわたってヨーロッパグランプリでも勝利の栄冠を手にしました。同じく、1934年のクラウゼン・レースでの勝利も印象的なものでした。これはリント峡谷からクラウゼン峠まで、高度1,237mにもなる全長21.5kmの曲がりくねった道を走行する、伝説の山岳レースです。この記憶に残る勇敢なレーシングドライバーに敬意を表したラリー・パッショーネ・カラッチョラは、2015年に初めて開催され、グリッドには、1930年から1960年までに製造された30台のヴィンテージカーやクラシックカーが並びました。IWCシャフハウゼンは、このイベントの公式パートナーです。

インヂュニア・​クロノグラフ
​“ルドルフ・​カラツィオラ”

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IWC_CaracciolaEvent


グッドウッド・メンバーズ・ミーティング

南イングランドのグッドウッド・ハウスの地所には、全長3.8kmのグッドウッド・レーシング・サーキットがあります。1948年から1966年にかけて、このサーキットはF1イベントの重要な会場でした。1949年から1966年まで開催されていたメンバーズ・ミーティングは、今では伝説となっています。この非公開イベントには、クラブのメンバーのみが参加できました。2014年、グッドウッド・ロード・レーシング・クラブは、このメンバーズ・ミーティングを復活させました。かつてメンバー限定の歴史的な会合によって育まれていた、親密な交友と連帯感を蘇らせることを目的としたこのイベントは、モーターレースシーズンの開幕を記念し、毎年3月に開催されています。イベントに参加できるのは、過去と同様にクラブのメンバーに限られています。2015年以来、IWCシャフハウゼンは、グッドウッド・メンバーズ・ミーティングの計時パートナーを務めています。

インヂュニア・​クロノグラフ​
“74TH グッドウッド・​
メンバーズ・​ミーティング”

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IWC_Goodwood_Partnership

高性能エンジニアリング

メルセデスAMG

メルセデスAMGは、ドイツの自動車製造会社メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスブランドであり、同社のラインナップの中で最もパワフルなモデルを製造しています。IWCシャフハウゼン、そして高性能マシンを開発するメルセデスAMGの専門家たちは、最高の品質と性能、本物のパイオニア精神とクラフツマンシップなど多くの重要な価値観を共有しており、両社は2004年からパートナーシップを締結しています。AMGのルーツはモータースポーツに端を発し、現在、AMGの3文字は自動車における究極の性能を表す代名詞になっています。メルセデスAMGはメルセデス・ベンツのために、最も強力なエンジンシリーズを開発しています。これらの優れたマシンは、「一人につきエンジン1台」というAMGの信条に基づき、一人の機械工が工場内で組み立てを担当します。

AMGは、社内での画期的な技術開発でも有名です。2010年、同社はメルセデス・ベンツ  SLS  AMGを発表し、2014年にはその後継となる秀逸なモデル、メルセデスAMG  GTを披露しました。2015年、高性能エンジニアリングを体現するこの傑作の誕生を記念し、IWCシャフハウゼンはわずか25本限定生産の特別モデル「インヂュニア・オートマティック・エディション“AMG  GT”」を発表しました。これは、堅牢なボロンカーバイド(炭化ホウ素セラミック)をケース素材に採用した、世界初の腕時計です。この素材は現在入手できるセラミックの中で最も堅く、ダイヤモンドと同等の硬度とアルミニウム並みの軽さを備えています。

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