チャールズ・ダーウィン財団(CDF)は、ガラパゴス諸島の自然環境を保護するために科学的知見と技術援助を提供する国際 NPO です。ユネスコの支援を受けて設立されたチャールズ・ダーウィン財団は、1959年以来、ガラパゴス諸島の繊細な生態系を調査研究し、世界自然遺産の第1号に登録されたこの素晴らしい島々の保全に関し、エクアドル政府に科学的根拠に基づくアドバイスを積極的に行っています。ガラパゴス諸島の自然環境が崩壊の危機にさらされているという事実は、私たち全員が取り組むべき共通の課題にほかなりません。それゆえ、IWCシャフハウゼンは、チャールズ・ダーウィン財団の類いまれな取り組みを支援することに誇りを持っているのです。 

島々は、そのユニークで神秘的な景観だけでも人を魅了してやみません。黒々と光る火成岩が沿岸部に広がり、焼き焦げて剥き出しとなった斜面には、サボテンが根を張り、ムユヨや香り豊かなビャクダンの木が枝を伸ばしています。高地の気候は寒冷湿潤で、やわらかな霧が山々の頂を覆っています。今からおよそ 400万年前、太平洋の海底が隆起して誕生したこの火山群島は、約 1,000km 先にある南米大陸とこれまで一度も地続きになったことがありません。すなわち、ガラパゴス諸島に生息する動物群は長く困難な旅路の末、そしてほとんどの場合はその意思とは関係なく、この地にたどり着いたものなのです。その到着は軟着陸とはかけ離れたもので、風に乗り、あるいは寒流に運ばれて、長旅を堪え忍んだ動物たちは、ごつごつとした溶岩ばかりの土地で生き延びるために大がかりな適応進化を余儀なくされました。こうして、壮観ながらも極めて厳しい環境を生き延びた種は、並外れた適応能力を身に付けることになったのです。


島特有の動植物

海中に生息する生物たちも、陸上で暮らす生物に負けず劣らず風変わりです。ウミガメはまるで力を入れていないかのごとく優雅に、ゆったりと滑らかなストロークでその大きな身体を前に進めていきます。

その結果、世界でも類を見ない動植物相が形成されることになりました。ガラパゴス諸島に生息する動物種の 4分の3は、この諸島にしか存在しません。とりわけ、ガラパゴスゾウガメ、ダーウィンフィンチ、ウミイグアナの3種は、地球上の他の地域には生息しない固有種です。冷たい水の中でアシカたちがくつろいでいるかと思えば、暖かく乾いた土地ではフラミンゴやカメ、イグアナたちが日光浴を楽しんでいます。海中に生息する生物たちも、陸上で暮らす生物に負けず劣らず風変わりです。エイの群れがターコイズブルーにきらめく入江をパトロールするように遊泳し、ウミガメはまるで力を入れていないかのごとく優雅に、ゆったりと滑らかなストロークでその大きな身体を前に進めていきます。


総合的な保護プログラム

「アクアタイマー・クロノグラフ “ガラパゴス・アイランド”」は、IWCシャフハウゼンと、ガラパゴス諸島の環境保全に取り組むチャールズ・ダーウィン財団との間に結ばれたパートナーシップの象徴です。

50年前の設立され、ガラパゴス諸島固有の生態系を保護するために力を尽くしてきたチャールズ・ダーウィン財団の取り組みがなければ、「進化の実験室」とさえ呼ばれるこの島の希有な自然環境はすでに存在しなかったに違いありません。

 

現在、100人を超える科学者や学生、そしてボランティアが継続的な調査研究に従事しながら、ガラパゴス諸島における生態系と経済活動との理想的な調和を目指し、意識向上のためのキャンペーンを推進しています。しかしながら、ガラパゴス諸島の自然環境は、外来種の侵入、魚介類の乱獲、気候変動など多くの脅威に絶え間なくさらされています。

 

また、世界的なネットワークを構築し、エコツーリズムに対する理解を広げながら、島々を保護することの必要性に関して地域住民の意識を高めることに取り組んでいます。解決すべき課題は山積みで、資金は慢性的に不足している状況です。科学界がチャールズ・ダーウィンの生誕 200年を祝した 2009年から、IWCシャフハウゼンは人類にとってかけがえのない宝であるガラパゴス諸島の後援者となっています。

 

そしてまた、ダイバーズ・ウォッチ「アクアタイマー・クロノグラフ “ガラパゴス・アイランド”」の売上げの一部を寄付することで、同財団の活動を支援しています。

 

「チャールズ・ダーウィン財団」のウェブサイト:www.darwinfoundation.org


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