ジャック=イブ・クストーは伝説的な存在です。地球というこの青く美しい、そして壊れやすくもある惑星への愛を呼び起こすことが彼の冒険の目的の一つでした。もう一つの目的は科学調査です。彼が生涯を懸けて取り組んだ研究のおかげで、海洋生物に対する深い敬意と、それを積極的に保護しようとする気運が生まれました。今日ほど絶滅危惧種の保護が必要とされている時代はありません。IWC はそのために惜しみない支援を続けています。

 

ジャック=イブ・クストーは、情熱的なエンジニア、発明家、研究者、そして映画制作者でもありました。彼はその全生涯を、深海という魅惑の世界に捧げたのです。主要な潜水調査のリーダーであり、また政治的にも熱心に働きかけたクストーにとって、海洋探査の主な目的は、崩れやすい海洋生態系のバランスを保護し維持することにありました。ごく普通の人々が、この青い惑星の素晴らしさに気づき、それを理解して愛することができるようにと、ジャック=イブ・クストーは 120本を超える映画を製作し、多数の本を執筆し、何百本もの記事を雑誌に寄稿し、様々な科学機器の発明や改良に取り組みました。赤いキャップとスレンダーな体つきがトレードマークだったクストーは、「アクアラング」の共同発明者でもありました。長時間にわたる深海調査の可能性をダイバーに与えたこの装置の登場によって、人類は未知なる世界への扉を開いたのです。

クストー財団と IWCシャフハウゼンの次なる目標は、世界でも最も有名な調査船の修復です

今なお息づくクストーの志

1973年、ジャック=イヴ・クストーは、海洋環境の保護を目的とする非営利団体「クストー財団」を設立しました。現会長はジャック=イヴ・クストーの未亡人、フランシーヌ・クストーで、同財団は全世界に 5万人を超える会員を抱えています。7割以上を水に覆われた地球というこの惑星にかろうじて生きる生命のはかなさを何百万という人々に理解し認識してもらうために、同財団は今でも、世界中の生態系を対象にユニークな調査と観察を続けています。半世紀におよぶ海洋保護活動の結果、同財団は「クストーレーベル」を始めとする多種多様なプログラムを運営できるほど拡充し、自然環境との持続可能な調和を目指すコミュニティ作りを支えています。

クストー財団と IWCシャフハウゼン

2004年、IWC はクストー財団が実施した紅海での遠征調査に同行しました。これは同財団にとって産業組織との初の共同事業でした。初遠征から 50年後となるこの記念すべき航海は、サンゴ礁の状態に関する詳細な情報を入手することを目的としていました。その結果は様々な出版物として公開され、科学界で利用されています。クストー財団と IWCシャフハウゼンの次なる目標は、世界で最も有名な調査船「カリプソ号」の修復です。同船はジャック=イヴ・クストーが 40年以上もの間、7つの海をめぐって航海した伝説の船です。  掃海艇を改造したこの船は、1996年にシンガポール港で衝突事故に遭遇、多大な損傷を受けて沈没しました。それから何年も放置された後、ようやくフランスのコンカルノーにある特別な埠頭に移送され、現在はそこで極めて複雑な修復作業が進められています。クストー船長の遺志を受け継ぎ、その名を旗に記す「カリプソ」号が、世界の海を守るアンバサダーとして再び世界を巡ることでしょう。IWCシャフハウゼンは、共同スポンサーとして、「カリプソ」号の複雑な修復にかかる費用の一部を負担しています。遠洋航行のパイオニア、著名な研究者にして映画制作者であったクストーを讃え、IWC ではいくつかの特別限定モデルを発表しています。2010年6月11日のクストー生誕 100周年を記念した「アクアタイマー・クロノグラフ “ジャック=イヴ・クストー”」はシリーズ 5作目に当たります。

 

クストー財団の世界をお楽しみください: www.cousteau.org

—深海のパイオニアであるジャック=イヴ・クストーが製作した映画は、何百万人という人々の心に自然環境に対する敬意を呼び覚ました

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