IWCシャフハウゼンが
自社製キャリバー製造を強化

新しいIWC自社製キャリバー

日付2015-01-17T08:00:00

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IWC 52000 Calibre Movement
—「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」(Ref.5033)に搭載されている、IWC自社製キャリバー52610

IWCシャフハウゼンは、自社製ムーブメントのデザインと製造に関する専門技術をさらに深め、現在のラインナップをさらに拡大すべく、今後の数年間で3つの新しいキャリバーシリーズを完成させる予定です。これらのキャリバーは技術と美的要素の点で新たな基準を確立し、ムーブメントの開発および製造分野において、スイスの高級時計ブランドIWCの優れた専門性を示す証となるでしょう。

最初に搭載されるシリーズは、キャリバー52000です。続いて、新しいキャリバーシリーズである69000と42000から、新たな自動巻きムーブメントが登場します。IWCは、自社製ムーブメントの製造における専門性をさらに強化することを目標としています。IWCで開発および製造されたムーブメントには、精度の向上を始めとする、いくつもの技術的な改良が加えられています。新しい技術的な特色に加え、ムーブメントの美しさをさらに高めるため、デザインも根本に見直される予定です。

さらに、1868年から本社を構えるシャフハウゼンへの投資として、郊外のメリシャウゼタールに、新しい製造・技術施設を建設する計画も進んでいます。新施設への移転は2016年10月になる見通しです。その後、この新しい製造施設で、すべてのケースおよび部品の製造、およびムーブメントの組み立てが行なわれることになります。

IWC 52010 calibre
—「ポルトギーゼ・オートマティック」(Ref.5007)に搭載されている、IWC自社製キャリバー52010

キャリバー52000シリーズを搭載した「ポルトギーゼ」がデビュー

新たにデザインされた、双方向ペラトン巻上げ機構を備える自社製キャリバー52000シリーズは、すでに2015年の「ポルトギーゼ」コレクションの4つのモデルに搭載されています。これらの新しいムーブメントには、2つの香箱が組み込まれています。この香箱が、7日間にわたり時計に十分なパワーリザーブを供給するだけでなく、新しいアニュアルカレンダーや、永久カレンダーなどの複雑機構をも動かします。このムーブメントのもう一つの革新的な特徴は、その素材です。巻上げ爪と自動ホイールにはブラックセラミックが、ローター軸受にはホワイトセラミック、正確には酸化ジルコニウムが使用されています。ムーブメントの部品に実質的に摩耗しないハイテク素材を用いることは、時計業界において他に類を見ない試みであり、革新的な素材の採用で業界をリードする先駆者としての、IWCの名声をさらに確固たるものにしています。

インデックスフリー・テンプの振動数は、4Hz(毎時28,800回)へと進化しました。このテンプと、伝統的な製法で成型されたブレゲひげゼンマイを組み合わせることで、最高の精度が実現しています。この高い振動数と7日間ものパワーリザーブの組み合わせを提供できるのは、世界でもごく限られた時計メーカーのみです。

キャリバー52000シリーズは、美的要素の面でも新たに基準を確立します。この新しいキャリバーシリーズでは、ムーブメントの外観デザインと仕上げがさらに進化しています。ローターと、ローターに嵌め込まれた「Probus Scafusia(プローブス・スカフージア)」メダルのプロポーションが、明らかによりスレンダーになりました。そのため、サファイアガラスのシースルー裏蓋から、時計内部の技術的な特徴がよりよく見えるようになっています。永久カレンダー付きのモデルでは、ローターの素材が18Kソリッド・レッドゴールドになり、「Probus Scafusia(プローブス・スカフージア)」のレリーフがエングレーヴィングされています。これらのパーツには、優れた自社製ムーブメントに欠かせない特徴として、多くの時計愛好家が高く評価するブルースティール製のビスが使用されています。ペルラージュ装飾とコート・ド・ジュネーブ装飾を施した仕上げ、そして赤いルビー、ブルースティール製のビス、ブラックセラミックの部品とレッドゴールド製ローターが相互に引き立て合い、この高品質の自社製ムーブメントにふさわしい全体的な品質の高さを表現します。入念な装飾をまといながらも、このムーブメントはテクニカルな魅力を十分に備えています。IWCシャフハウゼンは、最先端の製造方法を取り入れた創立者、F.A.ジョーンズが確立した技術を重んじる気風を、今も忠実に守り続けているのです。

IWC 52850 calibre
—「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー」(Ref.5035)に搭載されている、IWC自社製キャリバー52850

さらに多くの自社製キャリバーが登場

全体的なデザインの変更は、キャリバー69000および42000シリーズにも反映されます。これらのシリーズは、この先、段階的に発表される予定です。新しいキャリバー69380は堅牢かつ高性能なクロノグラフ・ムーブメントであり、IWC自社製キャリバー69000シリーズの要となる存在です。このクロノグラフは伝統的なコラムホイール・デザインで、ペラトン自動巻き機構と同様に、爪を使用した双方向巻上げ機構で必要なエネルギーを生み出します。文字盤には、9時位置に時積算計、12時位置に分積算計、6時位置にスモールセコンドと、3つのカウンターが配置されています。他のクロノグラフ・ムーブメントと比較すると、6時位置および9時位置のサブダイヤルの位置が入れ替わっています。

その他、新しいキャリバー42000シリーズから、42時間パワーリザーブを備える自動巻きムーブメント、キャリバー42110が登場します。69380と同様、このムーブメントも、ペラトン自動巻き機構に類似した、「cliquet agique(魔法の爪)」と呼ばれる双方向巻上げ機構を備えています。キャリバー69000および42000シリーズのムーブメントは、主にIWC時計のエントリーモデルに搭載される予定です。

Further Information

Clemens von Walzel
Department Manager Public Relations
Tel. +41 (0)52 635 69 29
E-mail press-iwc@iwc.com

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