ポルトギーゼ コレクション

「ポルトギーゼ」はIWCの時計の中でも最も歴史が長く、人気のあるコレクションの一つです。オート・オルロジュリー(高級複雑時計製造)の技術的な傑作がこれほど多く並ぶコレクションは他にはありません。

「ポルトギーゼ」という様式

デザインハイライト

「ポルトギーゼ」という様式

大型のケース、シンプルなアラビア数字、スリムなリーフ針、レイルウェイ分目盛りといった「ポルトギーゼ」コレクションを代表するデザインコードの誕生は、1930年代に遡ります。これは当時、時代の遥か先を行くものでした。今日、明瞭な構成で無駄を排した初代「ポルトギーゼ」の文字盤は、いまなお独自の様式をなしており、そのずば抜けた個性が光ります。

レイルウェイ分目盛り「シェマンドフェール」

デザインハイライト

レイルウェイ分目盛り「シェマンドフェール」

コレクションの誕生当時にポケットウォッチで頻繁に用いられていた、鉄道の線路を想起させるレイルウェイ分目盛り、「シェマンドフェール」は、今も変わらず「ポルトギーゼ」のシンプルな文字盤を飾っています。1分間隔で区切られた目盛りは、時間の読み間違えを防ぎ、アラビア数字やスリムなリーフ針を備えた文字盤と美しく調和しています。

ポケットウォッチに由来する大型キャリバー

デザインハイライト

ポケットウォッチに由来する大型キャリバー

ポケットウォッチ向けの大きなムーブメントの採用は、2人のポルトガル商人がマリン・クロノメーターに匹敵する高精度の腕時計を注文した1930年代から続く伝統です。当時、時計業界に革命を起こした「大きな腕時計」は、現在では高い人気を誇る大型というジャンルを確立しました。

ポルトギーゼ コレクション

履歴

ポルトギーゼ(Ref. 325)

ポルトギーゼ(Ref. 325)

1930年の終わりに、IWCは2人のポルトガル商人の要望を満たす為、非常に精度の高いポケットウォッチ・キャリバーを搭載した大型腕時計を製造しました。このタイムピースの製造の為に、IWCはハンタースタイルのポケットウォッチ・ムーブメント、キャリバー74と98を使用しました。見るからに大型で、人々の注目の的となったこの腕時計は1939年に発表されました。

ポルトギーゼ記念モデル

ポルトギーゼ記念モデル

1993年、IWCは創業125周年を記念して、特別サイズの「ポルトギーゼ」ウォッチを限定生産で復活させました。その大きな特徴は、サファイアガラスのシースルー裏蓋を通してムーブメントが見えることでした。 記念モデルの「ポルトギーゼ」に搭載されたキャリバー9828は、オリジナルのポケットウォッチ・キャリバー98をベースとしていました。

ポルトギーゼ・ミニッツ・リピーター

ポルトギーゼ・ミニッツ・リピーター

1993年の「ポルトギーゼ」記念モデルの発表直後、至高の時計製造技術に要求される最も厳しい条件を満たすムーブメントがコレクションに加わりました。ポルトギーゼ・ミニッツ・リピーター(Ref. 5250)の登場です。

ポルトギーゼ・ラトラパンテ

ポルトギーゼ・ラトラパンテ

「今だかつて存在したことのない時計」というのがポルトギーゼ・クロノグラフ・ラトラパンテ(Ref. 3712)が発表された当時のスローガンでした。このモデルで初めて「ポルトギーゼ」ウォッチとクロノグラフが同じケースに統合されたので、この表現は適切なものでした。その特別な素晴らしさを伝える必要があったからです。

ポルトギーゼ・オートマティック 2000

ポルトギーゼ・オートマティック 2000

新世紀の始まりを記念して、IWCは全く新しく開発したムーブメントを搭載する「ポルトギーゼ・オートマティック 2000」(Ref. 5000)を発表し、マニュファクチュールの歴史の新しい章を開きました。キャリバー5000は7日間パワーリザーブとペラトン自動巻き機構を備えていました。

ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー

ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー

2003年、IWCは「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」(Ref. 5021)を発表しました。このタイムピースのユニークで非常に特別な仕組みは、シャフハウゼンのマニュファクチュールとして受け継がれてきた時計製造の専門知識の賜物でした。IWCは自社製ムーブメント、キャリバー5000にクルト・クラウスが開発した永久カレンダーモジュールを統合させました。

ポルトギーゼ・トゥールビヨン・ミステール

ポルトギーゼ・トゥールビヨン・ミステール

象徴的なデザインを持つ「ポルトギーゼ」コレクションには、時計製造史において考えられるほぼ全ての伝統的コンプリケーションが利用されています。 2004年には伝説的な存在のトゥールビヨンもここに加わります。 「トゥールビヨン・ミステール」(Ref. 5042)は1990年代のIWCの自社設計の1つをベースにしています。

ポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフ

ポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフ

「ポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフ」(Ref. 3902)は、伝統あるこのコレクション中で最もスポーティーなモデルです。「ヨットクラブ」は、初代モデルが1967年に発表されて以来、20世紀で最も大きな成功を収めたIWCの時計の一つとなりました。IWCは、新世代の「ヨットクラブ」モデルを「ポルトギーゼ」コレクションに統合することに決めたのです。

ポルトギーゼ・シデラーレ・スカフージア

ポルトギーゼ・シデラーレ・スカフージア

2011年、IWCは時計製造業界に、オート・オルロジュリー(高級複雑時計製造)の傑作を発表しました。「ポルトギーゼ・シデラーレ・スカフージア」(Ref. 5041)は、エンジニア、時計師、学者からなるチームが10年間もの年月を費やして開発した時計です。IWCシャフハウゼンがこれまで手掛けてきた時計の中で最も複雑な、至高のタイムピースです。

ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー

ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー

2015年、「ポルトギーゼ」コレクションは誕生 75周年を迎えました。新開発の複雑機構、アニュアル・カレンダーでは、月、日付、曜日が文字盤上の 3つの窓にそれぞれ表示され、1年に 1度調整するだけで、常に正確な日付を知らせてくれます。

ポルトギーゼ・コンスタントフォース・トゥールビヨン “150 イヤーズ”

ポルトギーゼ・コンスタントフォース・トゥールビヨン “150 イヤーズ”

IWCシャフハウゼンが、創立150周年を記念して発表した「ポルトギーゼ・コンスタントフォース・トゥールビヨン “150 イヤーズ”」。わずか15本限定生産のこの美しいプラチナ製タイムピースは、ラッカー仕上げを施し、ブルースティール製の針を取り付けたホワイトの文字盤を備えています。自社製キャリバー94805には、史上初めて、シングルムーンフェイズ表示を持つコンスタントフォース・トゥールビヨンが組み込まれました。このムーンフェイズ表示の調整が必要となるのは、577.5年ごとにわずか1日です。

IWCシャフハウゼンの世界から