会社
サステナビリティへの取り組み
IWCシャフハウゼンのサステナビリティ戦略は、サステナビリティは単なる道徳的要請ではなく、ビジネスの持続可能な成功のために戦略的に必要なものであるという理解に基づいています。サステナビリティをIWCシャフハウゼンの戦略に組み込むことで、IWCシャフハウゼンは規制要件を遵守するだけでなく、成長と革新の機会を生み出すことができます。


世界は変化し、技術革新のスピードはかつてないほど加速しています。企業として、私たちは持続可能で責任ある行動をとるべきだと考えます。
IWCシャフハウゼンは1868年の創業以来、エンジニアリング、そして革新の名の下に、絶えず限界を打ち破ってきました。進歩とは到達点ではなく、より良い未来への絶え間ない旅なのです。変化を遂げるためには、変化を生み出す必要があります。
IWCシャフハウゼンは10年以上にわたって責任ある行動に対する取り組みを続け、進歩してきました。この歩みこそが、IWCシャフハウゼンの先を見据えた長期的なビジョンであり、時代の先を見据える姿勢なのです。1868年の創業以来、IWCシャフハウゼンは卓越した技術と革新的な精神を誇るスイスの高級時計メーカーとしての歴史を積み重ねてきました。私たちのサステナビリティへの取り組みは、これと同じ信条に導かれています。なぜなら、私たちは時の試練に耐えるタイムピースを製造しているだけでなく、「時を超えるエンジニアリング」という約束にも忠実であり続けているからです。
皆さまもぜひ、IWCシャフハウゼンの旅を見守り、 積極的にご参加いただければ幸いです。
IWCシャフハウゼン
サステナビリティ委員会
これまでの歩み
IWCシャフハウゼンの戦略は、組織全体の主要な利害関係者を巻き込み、ボトムアップ方式で得られた包括的な洞察に基づいて策定されました。この戦略は8つの「戦略的行動」で構成されており、サステナビリティに対する組織のアプローチを、区分化された取り組みから普遍的な責任へと転換すること、素材や製品の環境影響を理解し削減すること、事業とサプライチェーン全体で温室効果ガス排出量を削減すること、調達における透明性と責任を強化すること、生物多様性と自然保護を中核事業に統合すること、組織内で健康と福祉を育むことを支援すること、スポーツとエンジニアリングにおいて若者に必要なスキルを身につけさせることに重点を置いています。
IWCシャフハウゼンの取り組み - 事例
ポシドニアの再生
「ポシドニア・オセアニカ」は、地中海でよく見られる海草の一種です。気候変動に対する強力な天然防御機能を備えており、アマゾンに位置する同程度の面積の熱帯雨林と比較すると、15倍も多くの二酸化炭素(CO2)を大気中から捕捉・吸収します。一般に、私たちが呼吸する酸素の50~80%は海洋植物によって生産されたものです。しかし、気候変動、海洋廃棄物、人間活動、侵入藻類などの要因によりポシドニアが脅かされています。
サステナブルなストラップの代替品
IWCの代替レザーは、品質、耐久性、快適な着用感をまったく損なうことなく、高級感のある外観と質感を実現しています。同時に、製造過程でも持続可能性と天然資源の保護に格段の配慮がなされています。
ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団
ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団 は、子どもたちや若者たちが暴力や差別、不利な状況を克服するための効果的な手段としてスポーツを活用する世界的な非政府組織です。「持続可能な開発目標」に沿って活動し、6つの社会的課題「健康」、「教育」、「女性と少女」、「雇用可能性」、「包括的社会」、「平和な地域社会」に取り組んでいます。ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団は2022年には、助成金、トレーニング、その他の技術支援などにおいて42の国と地域で304のプログラムを支援しました。南北アメリカ、アジア、ヨーロッパではプログラムが実施され、合計24万4,116人の子どもたちと若者(うち約48%が少女と若い女性、52%が少年と若い男性)に支援を提供しました。これらのプログラムは、子どもたちや若者の人生を変える力を持っています。私たちは2022年と2023年に、ローレウス・

ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団
プログラムのための資金を調達するため、いくつかのイニシアチブを実施しました。ローレウスは毎年、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)*」に沿ったテーマで、子どもたちやティーンエイジャーを対象とした絵画コンテストを開催しています。コンテストに参加するのは、ローレウスが支援するプログラムに参加する若者たちです。2022年のコンテストのテーマは、環境保護と気候変動への取り組みに焦点を当てた「Time for Planet」で、ブラジル、南アフリカ、スペインのプログラムから3人のファイナリストが選ばれました。優勝したのは、ブラジルのリオデジャネイロにある「Bola Pra Frente」に参加する13歳のジョアン・パウロくんでした。このプロジェクトは、スポーツとカルチュラル・リテラシーを活用し、コミュニティにおける社会性と情緒的スキル、そしてシチズンシップを育成するものです。ジョアン・パウロくんと「Bola Pra Frente」プログラムは、IWCシャフハウゼンとローレウスのアンバサダーによる訪問を楽しみにしています。
エンジニアリングの採用情報
IWCでは、大きな夢を描き、明確に定め、そして自身の成功に向かって築き上げることで、時を超える永続的なインパクトを与える方を応援しています。IWCとなら、起業家として、そして自分のキャリアを設計する自由を手にできます。これはIWCとあなたとの約束であり、これこそが、IWCが真にユニークな職場である理由です。