キャリバー89000シリーズ
2007年に発表されたキャリバー89360は、シャフハウゼンで一貫製造された初の自社製クロノグラフ・ムーブメントです。このムーブメントでは、12時位置にアワー・カウンターとミニッツ・カウンターが同軸上に組み合わされています。これにより、現在の時刻を確認するのと同様に、例えば、8時間54分といった比較的長い計測時間でさえ一目で読み取ることができます。キャリバー89365は、分と秒を計測するストップウォッチ機能とフライバック機能を備えています。キャリバー89800は大型のデジタル表示(日付・月)を採用し、「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト/マンス」などのモデルに搭載されています。その他にもキャリバー89630の永久カレンダーや、キャリバー89900のトゥールビヨンといった複雑機構が採用されています。また、ストップ機構により秒単位まで調整することができます。