IWCシャフハウゼン
IWCは、スイスで最も優れた雇用主の一つとして認められ、A Great Place to Work認証を取得していることを誇りに思います。
Great Place to Work®は、国際的な研究・コンサルティング機関であり、匿名の従業員意識調査と企業文化の監査を通じて、企業の魅力度に関し世界50ヶ国以上の企業を分析しています。
「あらゆる点を考慮して、私はこの会社が働きがいのある職場だと思う」という記述に対し、IWCの従業員の86%が同意しています。 IWCの従業員は、オープンで親しみやすい職場の雰囲気、同僚との協力体制、そしてIWCが提供する平均以上の福利厚生を特に高く評価しています。 IWCの従業員の大半が、IWCで働き、その独創的な製品と時計の開発に関与していることを誇りに思っています。 その証拠に、「私は、この会社で働いていることを他者に告げる時に誇りを感じる」という記述に対し、IWCの従業員の90%が同意しています。
雇用主としてのIWCについて、詳しくは弊社の キャリアウェブサイト をご覧ください。
導入期間に関しては、地域的な差異がありますことをご了承ください。次の説明は、シャフハウゼンのIWC本社のみに適用されるものです。
導入期間
職場での最初の数日間、そして数週間の体験と印象は、将来的な求人活動と雇用主である企業に大きな影響をもたらします。IWCが、新入社員ができるだけ簡単かつ快適に仕事を開始できるよう配慮しているのはそのためです。私たちは体系的な導入を重視し、一人ひとりに合わせた計画、ウェルカムデー、人事部でのウェルカムコーヒー、製造施設見学、時計製造コースを提供しています。合理的でオープンな文化を持つIWCでは、フィードバックとディスカッションが奨励されています。そのため、新入社員はスムーズに会社に慣れ、チームに溶け込むことができるのです。
ウェルカムコーヒー
入社から数週間以内に、人事部が新入社員をモーニングコーヒーに招待します。IWCにとって、この企画は導入期間に関する新入社員の意見を聞く良い機会です。人事部には、それぞれの社員に対応する連絡担当者がいます。このウェルカムコーヒーで、新入社員に対し、担当の連絡係が紹介されます。
ウェルカムデー&製造センター見学
新入社員向けの歓迎行事は、導入プロセスの重要な要素です。IWCは、新入社員がIWCについて理解を深めることができるよう、ウェルカムデーを実施しています。このイベントで、IWCの各職務部門と、社員および製品に関する概要が説明されます。ウェルカムデーの最後に製造センター見学を実施し、IWCミュージアムを訪問します。特に注目すべき瞬間は、IWCの現在のウォッチコレクションのプレゼンテーションです。
時計製造コース
時計職人の上着を着用し、ルーペを準備してください。IWCの時計製造コースでは、伝統的な時計製造技術について興味深い知識を学ぶことができます。IWCでは、伝統的な技術に近代的な製造方法とテクノロジーが組み合わされています。時計の組み立てを体験するこのコースでは、手先の器用さと忍耐力が試されます。
社員の能力開発に関しては、地域的な差異がありますことをご了承ください。次の説明は、シャフハウゼンのIWC本社のみに適用されるものです。
開発のための3方向のアプローチ
IWCは、社員が学習を続けられるように配慮しています。そのため、IWCでは学習するという文化を育み、教育を継続する社員を支援しています。私たちは、社員の能力開発は個人的な成功にとって不可欠であるだけでなく、会社全体の前進につながると信じているのです。
IWCにおける社員の能力開発は、社員、管理職、企業という三者の関係のもとで成り立っています。
- 社員はIWC社内において積極的な自己開発に取り組みます。
- 管理職チームは、PMPプロセスおよび日々のコラボレーションの中で、主要な連絡担当者および支援者としての役割を果たします。
- 企業は、社員の将来的な開発のための理想的な環境を創出します。
業績管理プロセス(Performance Management Process/PMP)
社員の能力開発は、年間の業績管理プロセス(PMP)と密接に関連しています。このプロセスの中で、社員と上司が個々の能力開発の流れについて話し合い、個人的な目標を設定します。
具体的な方策は、通常「70-20-10」の理論に基づいています。
学習の70%が日々の職務を通して行なわれる
学習目標の20%が自学自習によって達成される
知識の10%が専門的な研修を通して習得される
IWCの各部門とニーズに基づき、さらに進んだ教育方策も行なわれています。外部研修と自学自習においては、学習を長期的で有意義なものにするために、知識を現場で活用するということが不可欠です。
IWCアカデミー
IWCアカデミーでは、社員を対象とする、あらゆる分野を網羅した上級教育および研修を提供しています。その一部をご紹介します。
- 技術研修
- リーダーシップ研修、リーダーシップ会議、シニアマネージャー向けの個人コーチング
- プロジェクト管理
- ソフトスキル
- 言語コース
- ランチ&ラーン
- 社内ネットワーク構築のための交流イベント
IWCアカデミーは、教室での研修に加え、社員が時間と場所を問わずに利用できるオンライン研修も提供しています。学位取得プログラムやMBAの一環として、現職研修を実施する場合もあります。
多様性
IWCで働くということは、国際的なファミリーの一員になるということです。IWCには、56ヶ国から集まった1,300人の社員がいます。私たちは国際的な展望と様々な文化に彩られた背景の中で、社員を迎えているのです。IWCでは、オープンで公正な気風に基づく労働環境が整っています。
国際性
IWCの機械式時計は、世界中で高い人気を博しています。IWCが、国際的に活躍できる様々なチャンスを社員に提供しているのはそのためです。時計職人、マーケティング専門家、セールス担当者など、どの職に就いていても、世界の様々な場所で働くチャンスがあります。
IWCシャフハウゼン本社にて
IWCは、世界各国にあるいずれかの販売組織で働く機会を提供しています。マーケティング、小売、販売の専門家として、自らの戦略を現場で活かすことができるでしょう。世界の様々な都市にあるブティックでセールスアシスタントとして働いたり、カスタマーサービス担当の時計職人としてIWC製品の修理とメンテナンスを行なうこともできます。
スイスのIWC本社でも、社員のために国際的な労働環境を提供しています。例えば、国際的な戦略の開発に参加したり、IWCというブランドの国際的なイメージ構築を手がけるという仕事があります。シャフハウゼンで現地市場を支援する役割を担い、国管理者、地域ビジュアルマーチャンダイジングマネージャー、小売トレーナーなどの職に就く場合は、世界各国の同僚と毎日連絡を取り合うことになります。
リシュモンにて
IWCは、リシュモングループ内でも、社員のために国際的なキャリア構築の可能性を提供しています。リシュモングループには、IWCのほかに、A.ランゲ&ゾーネ、ボーム&メルシエ、カルティエ、ジャガー・ルクルト、モンブラン、ピアジェ、ヴァシュロン・コンスタンタンなどの有名ブランドが多数加盟しています。このグループは、特に海外派遣を通して社員の個人的な能力開発を支援し、奨励しています。詳細はこちらでご覧ください:
https://careers.richemont.com/ja.html
その他の情報
IWCシャフハウゼンの創業以来、その事業活動の基礎を成しているのが、経済成長、再利用可能なエネルギーの導入、社会的責任に対する取り組みです。持続可能な事業展開は、IWCの企業哲学に深く根付いています。2017年、IWCはスイスの高級時計メーカーとして初めて、地球的規模報告イニシアチブ(Global Reporting Initiative/GRI)のベストプラクティス基準に準拠した持続可能性レポートを発表しました。この取り組みを通して、IWCはこの取り組みを通して、国連が定める持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals/SDG)を遵守することを改めて誓い、持続可能性に関して2020年までの明確な目標とゴールを設定しました。
こちらで、IWCの持続可能性に関する詳細をご覧いただけます。
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