デジタル式日付・月表示機能付き永久カレンダー
日付と月を表示する4つの大きなディスクと小さな閏年ディスクを備える永久カレンダーは、非常に精巧な複雑機構ですが、リューズを用いて簡単に設定でき、2100年まで調整の必要はありません。一および十の位のディスクのための日付先送り歯車は毎日進みます。その一方でクイックアクション・スイッチは、毎晩、日付表示が先に進むたびに生じる少量のエネルギーを蓄えます。月の最後にそれまでに蓄えた全エネルギーを正確なタイミングで放出し、日付ディスクと月ディスクを、さらに年の終わりには閏年ディスクをも同時に前に進めるのです。そのデジタル表示は、IWCが1884年に製造した、時・分を数字で表示するパルウェーバー式時計にまで遡ります。