#IWCTalksToシリーズでは引き続き、女優オルガ・キュリレンコへのインタビューをお届けします。
バイオグラフィー
魅力あふれる女優オルガ・キュリレンコは、映画およびテレビで高い評価を受け国際的に名を馳せてきました。 この先1年間はオルガにとってエキサイティングなプロジェクトの目白押しとなります。まずはオルガがアントニオ・バンデラスの相手役として出演するコメディ『ソルティー/Salty』の公開。続いて注目のアーマンド・イヌアッチ監督の『The Death Of Stalin』がリリースされます。この作品でオルガ・キュリレンコは、スターリンの殺人を計画し、死に追いやった罪を着せられた名コンサートピアニスト“マリア”を演じています。また最近では、ロマン・デュリスとともに、2018年公開予定の『Dans la brume』の撮影を終えました。現在は、アダム・ドライバーとの共演でテリー・ギリアム監督による『ドン・キホーテを殺した男』の撮影中です。
2015年、オルガは、ラッセル・クロウが初めて監督を務めた『ディバイナー 戦禍に光を求めて』に主演女優として出演しました。オーストラリアの奥地と第1次世界大戦後のトルコを背景とした壮大なアドベンチャーストーリーで、ラッセル・クロウが自ら、カリポリの戦いで行方不明となった3人の息子たちを探してトルコへ旅立つ主人公を演じています。2015年10月には、フェルナンド・レオン・デ・アラノアのドラマ『A Perfect Day』でベニチオ・デル・トロの相手役“カティア”を演じました。この作品はロンドン映画祭で上映されたのち、2016年1月にアメリカで公開されました。
2011年、スペイン内戦時代における愛と裏切り、自己犠牲を描いた感動作であるローランド・ジョフィ監督の『フロントミッション 革命の反逆者たち』に主演女優として出演。また、チェルノブイリ原子力発電所事故を描いたミハル・ボガニム監督『故郷よ』でもヒロインを演じています。オルガが初めて映画の国際舞台で脚光を浴びたのは、2008年にマーク・フォースター監督の『007 慰めの報酬』で、ダニエル・クレイグ演ずるジェームズ・ボンドの相手役として“カミーユ”を演じたときでした。