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ウォッチズ&ワンダーズ - 「A TRIBUTE TO ETERNITY(永遠へのトリビュート)」
配送について
ジュネーブのウォッチズ&ワンダーズで、IWCシャフハウゼンが「A TRIBUTE TO ETERNITY」をテーマとするブースを開設。18Kホワイトゴールド製ケースとホライゾンブルーの文字盤を持つ新作、「ポルトギーゼ・オートマティック 42」(Ref. IW501708)をご紹介します。
かけがえのない時を刻み続けるタイムピース「ポルトギーゼ・オートマティック 42」。このモデルは、移り変わりを司るローマ神話の神ヤヌスのように、時の狭間に立っています。過去を見つめ、時代を越えて受け継がれる時計製造の伝統を守りながら、一方で未来を見つめ、イノベーションと精度を称えます。ジュネーブのウォッチズ&ワンダーズにて、IWCブース「A Tribute to Eternity」を訪れ、時そのものが時を超越する場所をご体験ください。
単なるブースではなく、時間と空間を越える旅への誘いです。
最高級キャリバーのクラフツマンシップ
IWCの新作、ホライゾンブルーの文字盤を持つ「ポルトギーゼ・オートマティック 42」。IWCのタイムレスなエレガンスを新たな高みへと到達させたモデルです。入念に再設計されたケースは側面がよりスレンダーになり、軽やかでエレガントな印象が際立っています。ボックス型のダブルサファイアガラスを通して、文字盤とIWC自社製キャリバー52011を眺めることができます。
特筆すべき点は、ホライゾンブルーの文字盤に注がれているクラフツマンシップ。複雑な工程を経て、透明ラッカーを15層に塗り重ねることで、文字盤に美しい奥行きが生まれています。機械加工で削られたサブダイヤルは細やかに施されたプリントをまとい、一段と立体的な印象に。そして、手作業で取り付けられたアップライト・インデックスが芸術的な仕上げのタッチを添えます。レファレンス番号IW501708のこのモデルは、タイムレスな計器デザインのドレスウォッチ。18Kホワイトゴールド製ケースとブルーグラデーションのサントーニ社製カーフスキン・ストラップを備えたデザインは、初代「ポルトギーゼ」の美的要素を忠実に継承しています。
それでは、IWCのブースを覗いてみましょう。
— ホライゾンブルーの文字盤とサントーニ社製カーフスキン・ストラップを備える「ポルトギーゼ・オートマティック 42」(Ref. IW501708)
— ブースの入り口はオープンで入りやすい雰囲気
一日の時間帯を反映した新しいカラーコード
IWCのブースは常に、ワンランク上の体験を提供する場所でなければなりません。さあ、中に入ってみましょう。足を踏み入れるとすぐに、一日のさまざまな時間帯を表現した象徴的な4色のカラーの内のひとつに包み込まれます。「シルバームーン」は早朝、「ホライゾンブルー」は明るい午後、「デューン」は黄金色の夕刻、そして「オブシディアン」はたそがれ時。見た目の美しさに加え、脳と聴覚を楽しませる仕掛けもあります。英国人物理学者のブライアン・コックスが、天体物理学の興味深い世界の知識を提供し、「永遠とは何か?」と問いかけます。
仕掛けはここで終わりではありません。時間、空間、哲学を巡る旅を続けるうちに、一日の4つの時間帯をイメージしたハンス・ジマーによる音楽がさらに雰囲気を盛り上げます。それぞれのカラーと音楽のテーマが醸し出す、独自のムード。すべてを体験するために、ぜひ異なる時間帯にブースを再訪問してみてください。
タイムレスという心の在り方
空間、時間、そしてこの世界における私たちの居場所について考えながら、周囲を見渡してみましょう。「ポルトギーゼ・オートマティック 42」のデザインのように、このブースも快適で広々としていることに気付くでしょう。ブースのレイアウトはクラシックなモダニスト運動からインスピレーションを得ており、オープンで透明なIWCマヌファクトゥールツェントルムを想起させます。ブースの中央はシャフハウゼンとライン川というIWCのルーツに敬意を表し、水のイリュージョンの上に浮かんでいます。
階段を上ると、ディスプレイ台に今年の新モデルが並んでいます。、「ポルトギーゼ・オートマティック 42」をはじめとするモデルが、文字盤のカラーコードに沿ってディスプレイされています。新しい配色を採用したそのほかつの「ポルトギーゼ・オートマティック 42」や、「ポルトギーゼ・オートマティック 40」、「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44」。そのすべてによりスリムな構造のケースが備えられています。「ポルトギーゼ・クロノグラフ」、地球の形をしたデイ&ナイト表示を持つ「ポルトギーゼ・ハンドワインド・トゥールビヨン」、そして今年の主力モデル「エターナル・カレンダー」。IWC初のセキュラー・パーペチュアル・カレンダーを備え、ムーンフェイズは4,500万年にわたり精度を維持します。
— 「A Tribute to Eternity」で、IWCは自らのルーツであるシャフハウゼンとライン川への賛辞を表現
— 高級時計製造の未来についてIWCの定義を示すパーペチュアル・スタジオ
IWCパーペチュアル・スタジオ
ブースの中央にあるIWCパーペチュアル・スタジオには、高級時計製造の専門性が集結されています。近くには時計技師が待機し、オート・オルロジュリーの世界についての質問にお応えします。技師の1人はIWCのCyberloupeを着用し、機械式時計の内側にある複雑なメカニズムをご紹介します。ディスプレイ台では、IWCの1980年代の「パーペチュアル・カレンダー」から、驚くべき400年歯車と4,500年にわたって精度を保つムーンフェイズを搭載した「エターナル・カレンダー」までの進化を辿ることもできます。IWCが大きな成果を達成したことにご同意いただけるでしょう。
ブースを出る時には、この世界が今までと違って見えるかもしれません。過ぎ去る時間と、永遠というエッセンスのハーモニーを感じてください。「ポルトギーゼ」はあなたのそばで、時計製造の世界が放つ永遠の魅力を伝え続けます。そしてヤヌスにオマージュを捧げ、伝統と革新のタイムレスな融合を象徴します。