ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン・セラタニウム
「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン・セラタニウム」は、セラタニウム®製ブレスレットを採用した初のIWCウォッチです。
チタニウムに匹敵する軽さと堅牢性、そしてセラミックと同様の硬度と耐傷性を持つセラタニウム®。IWCが5年の歳月をかけて開発したこの素材は、独自の特性を備えています。さらに、この革新的な新素材は、優れた生体適合性と印象的なマットブラックのカラーでも注目を集めています。これらの特長は、「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・トップガン・セラタニウム」に不可欠な要素となっています。IWCはこれまでにセラタニウム製のケースを制作してきましたが、今回初めて、ブレスレットにもセラタニウム®を採用しました。この素材はチタニウム合金をベースとしているため、ブレスレットの重量はステンレススティール製に比べ約30%軽くなっています。その結果、肌に優しく、極めて快適な着用感が実現しました。グレーのプリントを施したブラックの文字盤の上では、ブラックの針が黒で統一されたミリタリーデザインを完成させます。そして、直径46mmのケース内部で駆動力を生み出すのが、IWC自社製キャリバー52615です。着色したサファイアガラス製ケースバックから、ムーブメントを眺めることができます。このムーブメントのぺラトン自動巻き機構は、ほとんど摩耗しないセラミック製のパーツで強化され、2つの香箱に7日間のパワーリザーブを蓄えます。夜間に1回発信される切り替え信号により、ベースムーブメントが永久カレンダーモジュールを動かします。この複雑な機械式プログラムは月の日数と閏年を自動的に認識するため、手作業による調整は2100年まで必要ありません。IWCが誇るもう一つの機構、12時位置のユニークなムーンフェイズ表示が、北半球と南半球の月の姿を正確に描き出します。この装置の減速ギアは極めて精度が高く、調整が必要となるのは577.5年後にたった1日分のみです。