配送について
IWCが2007年から製造している“トップガン”シリーズの名前は、米海軍の戦闘機戦術教育特別コースに由来します。このプログラムでは、戦闘機の操作と戦術に長けたトップクラスの海軍パイロットが養成されます。戦闘機戦術教育(SFTI)を終えたパイロットたちは、それぞれの部隊に教官として戻ります。
F/A‐18スーパーホーネットのような超音速ジェット機のコックピットや、機動飛行や空母での数カ月に及ぶミッションなど、パイロットが体験するであろう強度の負担に耐えるため、IWCのパイロットウオッチ・トップガンは、チタン、セラミック、およびセラタニウム®のような極めて堅牢かつ耐久性を備え た素材で作られています。
2018年、IWCはカリフォルニア州にあるリモア海軍航空基地を拠点とする戦闘攻撃戦術教官とのコラボレーションにより、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “ストライクファイター・タクティクス・インストラクター”」 (Ref. IW389004) を制作しました。ブラックのセラミック製ケース、文字盤にあしらわれたトップガンのパッチを特徴とするこの頑強なクロノグラフは、海軍戦闘機兵器学校の卒業生のみが持てる特別モデルです。
ミリタリー特別ウォッチに着想を得て、IWCは2020年、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン“SFTI”」 (Ref. IW389104) を発表しました。オールブラックのクロノグラフは、ブラックセラミック製ケースに、セラタニウム®製ケースバックとプッシュボタンを組み合わせています。
アメリカ海軍
IWCは、トップガンやブルーエンジェルス®、現役の戦隊247と非現役の戦隊100を含むアメリカ海兵隊へウォッチを供給する公式ライセンスを有する、唯一のウォッチブランドです。IWCの全てのミリタリーウォッチは、その部隊に所属する(或いはかつて所属した)隊員のためだけに特別に製造され、それぞれの所有者の名前とコールサインが刻まれています。これまでにIWCは、VFA-102"ダイヤモンドバックス、VFA-27 ロイヤルメイセス、VFA-211 ファイティングチェックメイト、 VFA-115 イーグル、VFA-22 ファイティング レッドコックス、そしてアメリカ海兵隊のVMFA-242 バッツ、VMFA-323 デスラトラーを含むさまざまな部隊とコラボレーションを行ってきました。
ブルーエンジェルス®
2019年IWCは、アメリカ海軍所属のアクロバット飛行隊「ブルーエンジェルス」チームの公式ライセンシーに認定され、パイロットウォッチのスペシャルエディションである「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “ブルーエンジェルス”」(Ref. IW389008)で、このコラボレーションを称えました。このモデルのブルーの文字盤とそこに配されたホワイトのアウターリングとイエローのインナーリングは、この飛行隊のイメージカラーであり、彼らと初期の飛行監視要員用時計のデザインコードの両者に敬意を表して採用されました。
アメリカ海軍所属のデモンストレーション飛行チーム“ブルーエンジェルス®”は70年以上にわたって、華麗なアクロバット飛行で世界の航空ファンたちを魅了し続けています。1946年に米国海軍作戦部長チェスター・W・ニミッツ提督の指示で創設されたブルーエンジェルス®は、現在では卓越した精度、エレガンス、スピードの代名詞となっています。
この飛行チームは、F/A-18 ホーネットを操縦する6人の海軍、海兵隊のパイロットを含む14人の将校、122人の下士官兵で構成されています。IWCはチームメンバーたちの力を借りて、このモデルの制作に取り組みました。
さらに、ブルーエンジェルス創設75年を祝い、IWCは現役の隊員、旧隊員限定の特別モデルを制作しました。このモデルには、9時位置にブルーエンジェルスの特別な紋章があしらわれているほか、所有者の名前とコールサインが刻まれています。
2021年、IWCはプロフェッショナル・パイロット・クロノグラフ コレクションの一環として、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “ブルーエンジェルス”」を発表しました。Blue Angels®とのライセンス契約から生まれたこの3つ目のタイムピースは、ペンサコーラ駐在のブルーエンジェルスとの共同開発による軍専用モデルから着想を得ており、印象的なブルーのセラミック製ケースが採用されています。