企業として、環境と社会に対する責任をもって業務に当たるよう尽力しています。しかしながら、時計の製造に使用されるゴールドや皮革といった原材料がもたらす社会や環境への影響が、時に直接管理できる範囲を超えていることもあります。そのため、取引業者に対して責任ある行動を奨励すると同時に、IWC の定める環境および取引業者行動規範に準拠することをお願いしています。このガイドラインは取引業者と環境マネージメントにおける要件に焦点を当て、IWC の全取引先に適用されます。取引業者や下請け業者、戦略的パートナーとの業務関係は、公正かつ誠実なものであり、相互に有益な商習慣をベースとしています。なぜなら、こういった信頼関係が、最終的には質の高い製品とサービスを保証するものだからです。


ジュエリー、貴金属

IWCシャフハウゼンで使用されるジュエリーおよび貴金属では例外なく、現地の規定に準拠して生産されていることが求められます。さらに、これら材料においてできるだけ環境に配慮した調達や使用が実現できるよう、ベストプラクティスの標準を適用しています。

 

また、IWC が「責任あるジュエリー協議会(RJC)」の認定会員であることも、ジュエリーおよび貴金属の調達における IWC の責任ある取り組みを証明しています。RJC は、世界の時計産業とジュエリー産業をつなぐ国際的な非営利団体です。正式認可を受けた RJC 会員は、自らのバリューチェーン全体にわたり、倫理的、社会的、および環境保護に向けた実践についての厳しいガイドラインを設け、人権保護を保証することが義務付けられています。RJC 認定の主な狙いは、企業が、紛争地域を原産地とする資源(ダイヤモンド、ゴールド、レアメタルなど)を調達も使用もしないようにすることです。

 

IWC では取引業者に対しても、人権と労働法に準拠し、環境保護における適切な行動をとるようお願いしています。取引業者や精製業者と密接に協力しながら、サプライチェーンの改善に必要なあらゆる手段を講じています。

 


皮革

絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)を始め、現地の規定に完全に準拠した皮革のみを使用しています。絶滅危惧種の野生動物を殺傷して得られた皮革は使用しません。ワシントン条約は、絶滅の危険にさらされている野生動物や植物種を保護するための国際条約です。その施行においては、税関や税務当局など国内当局がその責を負います。

 

IWC では、納品される皮革に対し、信用のおける認定を受けた原産地から調達されたものであり、原産地で繊細な生態系が食物生産のための放牧地や農耕地に変化させるものではないことを保証するよう、取引業者にお願いしています。


行動規範

 

環境ならびに社会に対する責任をその業務活動に取り込み、取引先のすべてに、取引業者行動規範に署名することをお願いしています。この規範は、IWC の全ビジネスパートナーに適用されます。