
IWCが新たな “スピットファイア” シリーズでマニュファクチュールとしての専門技術を実証
IWCシャフハウゼンは、ジュネーブで開催されるSIHH 2019にて、パイロット・ウォッチ コレクションから新作「スピットファイア」シリーズを発表いたします。新作コレクションについてはこちらをご覧ください。
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登録IWCはクラシック・パイロット・ウォッチに航空計器を想起させるデザインを採用し、IWCパイロット・ウォッチ・コレクションは、卓越した技術を備える精密なタイムピースとして世界に名を馳せています。
デザインハイライト
「ビッグ・パイロット・ウォッチ」の大きな円錐型のリューズは、パイロットが暖房設備もないコックピットで雨風に耐えなくてはいけなかった航空黎明期の名残です。当時は綿入れされた飛行服や分厚い手袋を着用していたため、手袋を着けたままでも時計の調節や巻き上げができるよう、リューズはとても大きく、つかみやすいように設計されていました。
デザインハイライト
コックピット計器に採用されている、ブラックの文字盤に夜光性の表示がはっきりと浮かび上がる組み合わせは、コックピットデザインと呼ばれる、現在でもクラシカルなパイロット・ウォッチを代表するスタイルです。マットブラックの文字盤の構成は本質的な要素に絞り込まれており、夜光塗料を施した個性的な針と大型の数字が特徴的です。
デザインハイライト
1930年代から1940年代にかけて、IWCは、古典的なパイロット・ウォッチを代表するコックピットデザイン生み出しました。「12」時位置に配されたホワイトのトライアングル・インデックスのおかげで、コックピット内でも瞬時に針の位置が把握でき、時間を読み取ることができます。頂点が上を向いた正三角形の目印には、両サイドに2つの点が付されているので方向を見定めやすく、また、夜光塗料も塗布されています。
「パイロット・ウォッチ」コレクションの「スピットファイア」シリーズは、2003年の登場以来、伝説のプロペラ機、スピットファイアの優雅さと卓越した技術を継承しています。デザインを最適化し、新しい複雑機構や自社製キャリバーを搭載しながら、そのサクセスストーリーはさらに続きます。
ブラックセラミック製ケースの「トップガン」シリーズは、2012年の誕生以来、「パイロット・ウォッチ」コレクションの中で独立したラインとしてその地位を確立しています。
ブルーの文字盤を備えた特別モデル「プティ・プランス」は、作家アントワーヌ・ド・サンテグジュペリの作品『星の王子さま』をモチーフにしています。まるで童話のようなこの物語は、文学史におけるベストセラーの一つに数えられます。
1930年代から40年代に発表された初期モデルの頃から、IWCはパイロット・ウォッチにおける新たな技術的基準を打ち立てました。その文字盤の造形は、今でもクラシカルなパイロット・ウォッチの特徴であるコックピットデザインとして受け継がれています。
タバコブラウンの文字盤が印象的な特別モデル「アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ」は、偉大なるヒューマニストであったサンテグジュペリのライフワークに捧げるトリビュートです。刺激に満ち溢れた航空黎明期を、これほど鮮やかに描いた作家は他にはいません。
履歴
IWCの初代パイロット・ウォッチは1930年代中頃に民間航空を対象として製作されました。非常に丈夫で、摂氏マイナス40℃からプラス40℃までの気温の変動にも耐え、さらに耐磁性を備えていました。
IWCは英国政府の要請に応じて、英国空軍(RAF)のパイロットのための特別な時計を開発しました。伝説の「マーク11」の製造は1948年に始まり、1949年11月からはRAFの航空要員ならびに英連邦の他の戦闘要員に支給されました。両モデルとも1981年まで使用されていました。
「パイロット・ウォッチ・ダブルクロノグラフ」(Ref. 3711)は1992年にバーゼルの時計見本市で発表されました。 IWC初の自動巻きダブルクロノグラフであり、自動巻きムーブメント、キャリバー79230を搭載していました。
1994年にIWCはジェット時代に対応するパイロット・ウォッチ(Ref. 3705)を発表しましたが、ここには最先端の部品素材、酸化ジルコニウムが採用されていました。ハイテクセラミック製のケースはサファイア並みの硬度で、ほぼ破壊不可能です。1988年に発表された「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ」はパイロット・ウォッチの伝統を踏襲していました。
1994年には「マーク 11」の後継モデルである「マーク XII」が発表されます。期待に違わず最先端の技術が投入されたこのモデルは、自動巻きムーブメントと日付表示を装備していました。
1998年の「スピットファイア・UTC」では、時刻と日付をリューズで簡単に調整することができました。IWCはこの機能によって、グローバル化の進む世界でさらに増す、時間帯を超えた長距離移動に対応しようとしたのです。
IWC通の方なら、「スピットファイア」という名前には馴染みがあることでしょう。2000年に1000本限定の特別コレクションとして発売されました。2003年、IWCは伝説的の航空機、スピットファイアの名に由来する「パイロット・ウォッチ」シリーズの製造を開始します。もちろん、「スピットファイア」ウォッチシリーズは、単にその名前を冠しているだけではなく、この伝説的な航空機と様々な共通点を持っています。
この21世紀のビッグ・パイロット・ウォッチは、7日間パワーリザーブ、「6時」位置の新型日付表示、また、航空時に非常に役立つセンターセコンドを備えていました。直径46.2ミリメートル、厚さ15.8ミリメートルのケースに収められた高性能ムーブメント、キャリバー5011はその精度によって高い評価を得ました。
IWCは2006年、小説『夜間飛行』の刊行75周年を記念して、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリにちなんで名づけられた特別なパイロット・ウォッチ・クロノグラフを発表しました。パイロット・ウォッチの “アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ”モデルは全て限定生産のコレクションで、今でも非常に高い人気を誇っています。
2007年には、IWCの「パイロット・ウォッチ」コレクションにトップガンの名を冠したタイムピースが初登場しました。その名称は、通称「トップガン」という伝説的な名前でよく知られている、米海軍戦闘機兵器学校の特別コース、戦闘機戦術教育プログラムに由来します。
「パイロット・ウォッチ」コレクション 80周年を迎えた 2016年、「プティ・プランス」シリーズの特徴であるミッドナイトブルーの文字盤を備えた「マーク XVIII」が発表されました。アン トワーヌ・ド・サンテグジュペリと、その代表作『星の王子さま』に IWC が捧げるトリビュートです。
世界を飛び回る方々のために IWC が開発した便利な複雑機構を搭載したモデル、それが「パイロット・ウォッチ・タイムゾーナー・クロノグラフ」です。ベゼルを押し下げ、選択したいタイムゾーンに合わせたら手を離す。たったこれだけの操作で、時針、昼夜確認用の 24時間表示、日付表示の各機能が新しいタイムゾーンに合わせて自動的に変更されます。
「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ビッグデイト “150 イヤーズ”」は、12時位置のトライアングル・インデックスの下に大型の日付表示を配置した初のビッグ・パイロット・ウォッチです。IWCシャフハウゼンの創立150周年を記念して制作されたこのモデルは、わずか100本の限定生産です。
「パイロット・ウォッチ・ダブルクロノグラフ “トップガン・セラタニウム”」は、IWC史上初の、すべてマットブラックで統一されたデザインコードを備えるパイロット・ウォッチです。
高品質なブロンズ製「パイロット・ウォッチ・UTC・スピットファイア “MJ271”」は、自社製キャリバーにUTC機能を備えた初のIWCウォッチです。