パートナーシップ

Mercedes-AMG PETRONAS Formula One™ Team

メルセデス AMGとのパートナーシップを組むIWCは、2013年より、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームの公式エンジニアリングパートナーを務めています。このパートナーシップは、機械工学と時計製造の世界が共有する価値観に基づいています。

Mercedes-AMG PETRONAS Formula One™ Team race car.

“公式エンジニアリングパートナー”として、IWCはドライバーグローブやオーバーオール、チームキット、更にマシンの上でもその存在感を放っています。IWCのお客様は、一部のグランプリで、実際にフォーミュラ・ワン™のレースを間近でご覧いただくことが可能です。2021年には、FIAフォーミュラ・ワン™コンストラクターズチャンピオンシップ8連覇を達成。IWCは興奮とともにチームに称賛を贈りました。 

「パイロット・ウォッチ・パフォーマンス・クロノグラフ 41 AMG」(ブラックのチタンケース)を身に付けたジョージ・ラッセル。

George Russell

1998年、英国のキングズ・リンで生まれたラッセルは、2006年にレーシングカートでキャリアをスタートさせました。その後の8シーズンを通じて、MSA英国カデット・チャンピオン、英国オープン・チャンピオン、スーパー・ワン英国チャンピオン、フォーミュラ・カート・スターズ英国チャンピオン、CIK-FIAヨーロピアン・ジュニア・チャンピオンなど、数々の勝利をおさめました。2014年にはシングルシーターレースを卒業し、初の挑戦でBRDCフォーミュラ4・チャンピオンシップのタイトルを獲得。フォーミュラ・ルノー2.0 ALPSチャンピオンシップでも数々の表彰台に上りました。

翌年からはFIAフォーミュラ3・ヨーロピアン・チャンピオンシップに転向して2シーズンを過ごし、2016年には2勝を挙げ、3位で終了しました。2017年には、メルセデスAMG・ペトロナスモータースポーツのジュニアドライバープログラムに参加。ARTグランプリのGP3シリーズに参戦して4勝をおさめ、7回の表彰台と4回のポールポジション、ドライバーズチャンピオンを獲得しました。

ブランドのロゴ入りのブラックユニフォームとIWCの時計を身に着けた、IWCブランドアンバサダーのF1グランプリ優勝者ジョージ・ラッセル。

2018年にはフォーミュラ2にステップアップし、再びARTグランプリに所属し、メルセデスAMG・ペトロナスモータースポーツのリザーブドライバーとしての役割をこなすと同時に、チャンピオンシップを獲得しました。翌年には、ウィリアムズ・レーシングと複数年契約を結び、フォーミュラ・ワンにデビューを果たしました。初年は苦戦を強いられましたが、2020年にはほぼ常に入賞を果たすなど、見事な成績を残しました。ラッセルは2021年もウィリアムズのドライバーとして活躍し、ハンガリーGPでは初のポイントを獲得。ベルギーGPでは予選2位で、フォーミュラ・ワン初の表彰台を獲得しました。

IWCの時計を着けた、メルセデス-AMGペトロナスF1チームの新星アンドレア・キミ・アントネッリ。

Kimi Antonelli

通称「キミ」として知られるアンドレア・アントネッリは、2006年にイタリア・ボローニャで生まれました。2019年4月、12歳でジュニアプログラムに加入。同年のWSKユーロシリーズとスーパーマスターシリーズのOKジュニアクラスでチャンピオンに輝き、FIAヨーロッパカート選手権では準優勝、世界選手権では5位にランクインしました。

2020年にはOKクラスにステップアップし、FIAカート欧州選手権とWSKユーロシリーズを制覇。翌2021年にはFIA欧州選手権のタイトルを防衛し、イタリアF4でシングルシーターの世界に初挑戦。9戦で3度の表彰台を獲得しました。2022年には、ドイツF4とイタリアF4のダブルタイトルを獲得。22勝、21回のポールポジション、27回の表彰台という圧倒的な成績を収めました。

2023年にはFormula Regional European Championship by Alpine(FRECA)に参戦し、デビューシーズンで5勝を挙げてチャンピオンに。また、年初には中東版FRECAでもタイトルを獲得しました。

2024年にはフォーミュラ2へとステップアップし、シルバーストンとブダペストで勝利を収め、シリーズ史上最年少の複数回優勝者となりました。

同年9月にはモンツァでのF1フリー走行(FP1)に参加し、F1デビューの準備を進めています。