パートナーシップ
IWC Racing
2018年、IWCシャフハウゼンはモータースポーツチームを結成し、自社ののチームと車でクラシックカーレースに参戦する最初のウォッチブランドとなりました。それ以来、IWCレーシングチームは、自らが選んだマシン、1955年型メルセデス・ベンツ 300SL“ガルウィング”で由緒ある歴史的なレースイベントに参戦しています。


Laura Kraihamer
ラウラ・クライハマーは、1991年オーストリアのザルツブルグ生まれ。FIA 世界耐久選手権に出場していた兄のドミニクから影響を受け、若くしてレースの魅力に取りつかれました。一般的なスタイルでキャリアを積み始めたクライハマーは、プロフェッショナルとしてレーシングカートを4年間経験。その後、2012年にKTMのインターナルシリーズへ移ります。KTM X-BOW Battle Endurance Championship(KTM・クロスボウ・バトル耐久選手権)に出場すると、最初の2シーズンで優勝を収め、リエカ・サーキットのテスト走行も経験しました。2016年にはReiter Young Stars(ライターヤングスターズ)でGT4ヨーロピアンシリーズにルーキーとして出場、準優勝を遂げます。そして2017年には、さらに2回表彰台に上ることになります。GT4の3シーズン目では、ノルドシュライフェやバルセロナのCREVENTIC(クレヴェンティック)シリーズをはじめとした2018年の24時間イベントに出場し、CREVENTIC(クレヴェンティック)シリーズではクラス2位を獲得しました。2019年、クライハマーはドイツADAC GT4に出場。
12のレースで、優勝1回を含む3階の表彰台を経験しました。前シーズンではKTMで、DTMトロフィー、ニュルブルクリンク24時間レース、ニュルブルクリンク Long Distance Series(長距離シリーズ)等の5つの国際的シリーズに出場。長距離シリーズでは表彰台にも上りました。今年DTMトロフィーの第2シーズンに出場する29歳の彼女はまた、KTMの自動車開発・エンジニアリングチームの一員でもあります。2021年の新しいKTM・クロスボウ GTXの開発において重要な役割を担っているのです。クライハマーは、2021年よりIWC レーシングファミリーのメンバーです。彼女は、第78回グッドウッド・メンバーズ・ミーティングの際に、IWCレーシングチームからのデビューを果たしました。クライハマーは、メルセデス・ベンツ 300SL“ガルウィング”のステアリングを握り、スターリング・モス・トロフィーに参戦しました。