2016年「パイロット・ウォッチ」コレクション:
真の美しさ、そしてエレガンス

IWCシャフハウゼンから新しいパイロット・ウォッチの発表

日付2016-01-18T07:14:21

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IWC Big Pilot's Heritage Watch 48
—「ビッグ・パイロット・ヘリテージ・ウォッチ 48」 Ref.IW510301

スイスの高級機械式時計マニュファクチュール、IWCシャフハウゼンは2016年、新しい「パイロット・ ウォッチ」コレクションを発表いたします。パイロット・ウォッチの真なる姿を受け継ぎ、風格のある「ビッグ・パイロット・ヘリテージ・ウォッチ」から、スタイリッシュな「マーク  XVIII」やエレガントな「パイロット・ウォッチ・オートマティック   36」まで、パイロット・ウォッチを多彩に取り揃えました。新しい「タイムゾーナー・クロノグラフ」は一度の回転操作でタイムゾーンを変更できるので、世界を舞台に活躍する人々のためのワールドタイマーとしてお勧めです。独創的でエモーショナルな「サンテグジュペリ」モデルと「プティ・プランス」モデルは、今年も多くのコレクターの方々にお喜びいただけることでしょう。

「2016年は、私たちの伝統や培ってきた技術を活かし、小さめサイズのモデルやエントリーレベルモデルを含めたパ­イロット・ウォッチのラインナップを、拡大します」とIWCシャフハウゼンのCEOジョージ・カーンは語ります。「スタイリッシュな『パイロット・ウォッチ・マーク  XVIII』とエレガントな『パイロット・ウォッチ・オートマティック­  36』は、品格と慎み深さを尊ぶ女性や、手首の細めな男性にも魅力的です。その一方で、初期のパイロット・ウォッチにインスピレーションを得て、堂々たる存在感を放つ『ビッグ・パイロット・ヘリテージ・ウォッチ』にもぜひご注目いただきたいと思います。IWCは今年も、飛行というテーマにとりわけ相応しい世界初の製品を発表いたします。「パイロット・ウォッチ・タイムゾーナー・クロノグラフ」では、日付を含む時間帯の変更を初めてベゼルだけで行えるようになりました。そして今年も、新しいサンテグジュペリモデルとプティ・プランスモデルが加わります。独創的なデザインがアニュアル・カレンダ­ーなどのコンプリケーションモデルにも映え、特別なタイムピースができました。」

最新コレクションの中で一際目をひくのは、間違いなく「ビッグ・パイロット・ヘリテージ・ウォッチ  55」(Ref.IW510401)と「ビッグ・パイロット・ヘリテージ・ウォッチ  48」(Ref.IW510301)です。この2つのモデルが、初期のパイロット・ウォッチからインスピレーションを受けているのは一目瞭然です。それは55mmまたは48mmという大型のケース径だけによるものではありません。IWCシャフハウゼンのクリエイティブ・ディレクターであるクリスチャン・クヌープは次のように話します。「ヘリテージ・ウォッチではデザインの始めからオリジナルデザインに忠実であることを重視しています。これは、文字盤のデザイン、夜光塗料を施したインデックス、プロペラを象った針の形から、リベット打ちされたカーフスキン製のストラップにまで至ります。このデザインをご覧いただくと、飛行の黎明期へタイムスリップしたかのように感じていただけるのではないでしょうか。しかし注目すべきは、ここにはIWCシャフハウゼンが誇る最新の技術も導入されていることです。」自社製キャリバーには、ゼンマイが過度に巻かれることを防止する摩擦クラッチ、チタ二ウム製のケース、帯磁を防止する軟鉄製インナーケースが搭載されています。「裏蓋にディスプレイ・ウィンドウを備えた『ビッグ・パイロット・ヘリテージ・ウォッチ  48』でも耐磁性を実現できたことにより、私たちの伝統と時計作りの技能が、目に見える形で融合されました」とクリスチャン・クヌープは語ります。

IWC Pilot's Watch Timezoner Chronograph
—「パイロット・ウォッチ・タイムゾーナー・クロノグラフ」 Ref.IW395001
パイロット・​ウォッチ・
​タイムゾーナー・​クロノグラフ

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「パイロット・ウォッチ・タイムゾーナー・クロノグラフ」(Ref.IW395001)を実現するためにIWCのエンジニアは3つの技術を組み合わせました。その技術とは、「パイロット・ウォッチ・ワールドタイマー」のシティリング、誤設定を防止するシステムを備えた回転式ベゼル、そして、回転操作を時計内部に伝える、IWCの新しい「アクアタイマ­ー」世代に搭載された回転式アウター/インナーベゼルです。その結果生まれたのが、一度の回転操作で新しい時間帯とその時刻と日付に変更でき、さらに24時間表示も同時に調整されるワールドタイマーです。「パイロット・ウォッチ・タイムゾーナー・クロノグラフ」にはカーフスキン製ストラップが組み合わされます。

「今後、ほぼすべてのパイロット・ウォッチモデルにサントーニ社製の高級カーフスキン製ストラップを用意する予定です」とクリエイティブ・ディレクターのクリスチャン・クヌープは説明します。「こうして伝統と現代的なエレガンスの間に橋を架けるのです。かつてパイロット向け時計のストラップはいつも堅牢なカーフスキンまたはカウハイド(牛革の一種)で作られていたものでした。『ビッグ・パイロット・ウォッチ』のストラップもそうでした。しかし、他にはない方法でこうしたストラップを再現するのが私たちIWCです。この新しいストラップの外側のレザ­ーには、数年間丁寧に使ってきたかのような独特の古艶を真新しい皮革に与えている、サントーニ社ならではの色味が備わっています。そして、とりわけオレンジ色のソフトなレザー製の裏地からもこのブランドを識別できます。さらに、『パイロット・ウォッチ・クロノグラフ  “スピットファイア”』と、新しくご提供する『パイロット・ウォッチ・オートマティック36』には部分的にポリッシュ仕上げが施されたステンレススティール製ブレスレットが装着されており、『パイロット・ウォッチ』コレクションがさらに­一層魅力的でエレガントになります。」

新しい「パイロット・ウォッチ」コレクションのエントリ­ーレベルモデルでは、もう少し小さな時計をさらにエレガントに身に着けたいと願う時計愛好家の方々のために、ラインナップが拡大されました。「パイロット・ウォッチ・オートマティック   36」(Ref.3240)はケース径が36mmで、IWCの現行シリーズでは最小のモデルです。優雅で時を超越したデザインをもつこの3針の時計は、女性あるいは手首の細めな時計愛好家を念頭において開発されました。­5つのモデル、3種類の文字盤を取り揃えたこのシリーズは、無駄なものが排除され、整然とした印象を与えます。

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フランスの作家であり飛行士であったサンテグジュペリと彼の代表作品『星の王子さま』に捧げる2つのウォッチシリ­ーズは、各シリーズの発表年である2006年および2013年からずっとIWCのパイロット・ウォッチのラインナップで、特別な役割を果たしています。アントワーヌ・ド・サ­ンテグジ­ュペリはその人生で、飛行と著作活動、テクノロジーと詩的世界の間を揺れ動いていました。「ビッグ・パイロット・ウォッチ・アニュアル・カレンダー  “プティ・プランス”」(Ref.IW502701)­をつくったエンジニアとデザイナーは、その両世界を見事つなげたのです。時計の裏蓋から見えるソリッド・ゴールド製ローターには、星の王子さまが彼の小さな惑星の上に立ち、大きな目を見開いて空を見上げている様子を描く、あの有名な絵が刻まれています。王子さまがぐるりと回ると、ゼンマイが巻き上げられて必要なパワーが時計に蓄えられます。2016年には、「ビッグ・パイロット・ウォッチ」(Ref.IW500916)、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ」(Ref.IW377714)、「パイロット・ウォッチ・マーク  XVIII」(Ref.IW327004)という3つの限定版パイロット・ウォッチが“プティ・プランス”シリーズとしてミッドナイトブルーの文字盤で登場します。また、「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーぺチュアル・カレンダー  “アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ”」(Ref.IW503801)と「パイロット・ウォッチ・ダブルクロノグラフ“アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ”」(Ref.IW371808)は、誰もが一目でわかるサンテグジュペリシリーズならではの特徴がみてとれます。どちらのモデルにも採用されているタバコブラウンの文字盤、クリーム色の縫い糸で装飾されたカーフスキン製ストラップは、サンテグジュペリの愛用していた飛行服を彷彿とさせます。

2016年、IWCシャフハウゼンは、カーフスキン製ストラップまたはステンレススティール製ブレスレットと組み合わせたエントリーモデルとして「パイロット・ウォッチ・マーク  XVIII」(Ref.IW327001/IW327002/IW327011)を新しく発表します。前モデルの「マーク  XVII」と比較すると、3日分の日付表示から変更となった文字盤には視覚的にスペースが生まれ、ケース径が1mm縮小して40mmになったにもかかわらず、よりすっきりとした印象を与えます。

パイロット・ウォッチ・
マーク XVIII

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IWC Le Petit Prince IW502701
—「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ アニュアル・カレンダー “プティ・プランス”」 Ref.IW502701
パイロット・​ウォッチ・​
クロノグラフ ​“トップガン”

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IWCシャフハウゼンのクリエイティブ・ディレクター、クリスチャン・クヌープは次のように説明します。「私たちはクラシックラインのパイロット・ウォッチの文字盤デザインについて考えていました。どのようにオリジナルに近づけるだろう、IWCはどうやって『ビッグ・パイロット・ウォッチ』と『マーク11』でパイロット・ウォッチを完成させたのだろう、と。なぜなら私たちは、オリジナルに立ち返りたかったのです。完成された美しい、歴史的なパイロット・ウォッチの外観に。ここでは文字盤の明瞭性、時を越えたシンプルさ、そして本質的なものへの絞込みがとても重要です。私たちの『パイロット・ウォッチ』のラインは、オリジナルに基づいています。そこで、2002年にビッグ・パイロット・ウォッチの再デザインをした際に文字盤から姿を消した『9』の文字も復活させることにしたのです。そして『12時』位置のトライアングル・インデックスも、かつてあったチャプターリングの内側に戻ってきました。」

デザイナーチームは、2012年にパイロット・ウォッチの再デザインをした際に導入された3日分の日付表示に関しても同様の決断を下しました。「ビッグ・パイロット・ウォッチ」(Ref.IW500912)と「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ」(Ref.IW377709/IW377710)の文字盤も同様に細やかな改善が施され、クラシックパイロット・ウォッチの特長である、明瞭性とあらゆる条件下での際立った視認性を向上しました。どちらのモデルにもカーフスキン・ストラップが採用されていますが、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ」では、ステンレススティール製ブレスレットもお選びいただけます。

「ビッグ・パイロット・ウォッチ“トップガン”」(Ref.IW502001)はケース径を46mmに小さくしました。そして文字盤のデザインをより整った外観とするため、シグナルレッドの小さな飛行機シルエットを取り除くことにしました。ロゴの上に据えられたトライアングル・インデックスは見る者の目をひきます。裏蓋にエングレーヴィングされた「トップガン」のロゴは、以前のカラフルなロゴから落ち着いたものに変更となりました。新しい「トップガン」ウォッチのストラップは、ブラックのソフトストラップから、スポーティなブラックの型押しカーフスキン製ストラップになりました。「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーぺチュアル・カレンダー  “トップガン”」(Ref.IW502902)では、このカーフスキン製の型押しストラップになったのが唯一の変更点です。「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ  “トップガン”」(Ref.IW389001)でも3日分の日付表示が取り除かれ、セラミック製ケースのサイズは46mmから44mmに小さくなりました。そして自社製キャリバー89361を搭載することにより、「12時」位置にある積算計で測定された時・分を表示することが可能になり、従来の時間測定よりも明らかに便利になりました。

IWC Big Pilot's Watch TOP GUN
—「ビッグ・パイロット・ウォッチ“トップガン”」 Ref.IW502001

「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ  “トップガン・ミラマー”」(Ref.389002)でもセラミック製ケースの直径を44mmに縮小し、1日分の日付表示としました。アワーカウンターとミニッツ・カウンターが組み合わされて、積算された時間を時刻のように簡単に読み取ることが可能になり、快適さが増します。「パイロット・ウォッチ・マーク  XVIII  “トップガン・ミラマー”」(Ref.IW324702)はパイロット・ウォッチ・チームの新顔です。直径41mmのこのタイムピースのデザインは、秒・分の最善の視認性を特に重視する伝統的なパイロット・ウォッチの文字盤に倣っています。そしてスポーティな装いである型押しされたカーキグリーンのカーフスキン製ストラップが新しく登場。パイロット・ウォッチファンに知る人も多いのですが、「マーク11」に長年装着されていた、「NATOストラップ」とも呼ばれるグリーンのナイロン製ストラップを想起させます。

新モデル「ビッグ・パイロット・ウォッチ  “スピットファイア”」(Ref.IW500917)は、18Kレッドゴールド製ケースで登場します。針、特徴的な円錐型の大型リューズ、裏蓋にもレッドゴールドが採用されており、華やかな輝きを放ちます。この高貴なタイムピースはゴージャスなガライベントでも映え、46mmという大型のケース径ともあいまって、多くの視線を集めることでしょう。この時計でもチャプターリングの内側にトライアングルが据えられ、文字が太くくっきりと強調されており、文字盤に細やかな変更がなされているのが分かります。ステンレススティール製ケースの「パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・デジタル・デイト/マンス  “スピットファイア”」(Ref.IW379108)は2016年も「スピットファイア」コレクションのラインナップに並びます。変わらず、日付と月のデジタル式大型表示や永久カレンダーといった複雑機構を誇るモデルです。スポーティーでエレガントな日常使いに適した「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ  “スピットファイア”」(Ref.IW377719)では新しいシンプルな日付表示に加え、曜日表示も文字盤上に追加しました。エレガントなステンレススティール製ブレスレットとの組み合わせでもご用意しています。

ジョージ・カーンは2016年の『パイロット・ウォッチ』コレクションのハイライトを次のようにまとめます。「2016年の『パイロット・ウォッチ』コレクションの多様性をもって、これまでIWCの時計に注目する機会のなかった時計愛好家の皆様にも、その魅力をお伝えできることを願っています。『パイロット・ウォッチ・オートマティック  36』と『パイロット・ウォッチ・マーク  XVIII』により、エントリーレベルのパイロット・ウォッチのラインナップを大幅に拡大する一方で、それと全く逆の方向では、歴史的なオリジナルモデルに倣いつつ、現代の標準にかなう装着の快適性を備える、大型の初期パイロット・ウォッチからインスピレーションを得たモデルも加えました。それ以外でも、『タイムゾーナー』などの革新的なコンプリケーションをご提供し、優雅さに溢れる定番モデル『パイロット・ウォッチ  “スピットファイア”』や、アニュアル・カレンダーのローターに見られるような創造性豊かなディテールをご覧に入れます。ポリッシュ仕上げのべゼル、サントーニ社のアリゲーター・ストラップとカーフスキン・ストラップ、部分的にポリッシュ仕上げを施したステンレススティール製ブレスレットを装備した最新の『パイロット・ウォッチ』コレクションは、今さらに魅力と優雅さを増しました。」

パイロット・​ウォッチ・​
パーペチュアル・​カレンダー・
デジタル・​デイト/マンス ​
“スピットファイア”

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IWC Pilot's Watch Chronograph Spitfire
—「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “スピットファイア”」 Ref.IW377719
ビッグ・パイロット・ウォッチ

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1936年、パイロット・ウォッチの誕生

1930~40年代に発表されたIWCパイロット・ウォッチの初期モデルは、当時すでに技術的なベンチマークを確立し、その文字盤の造形はクラシカルなIWC製パイロット・ウォッチを今でも特徴付けています。航空時代の黎明期、ほとんどのパイロットは飛行中の位置確認に懐中時計を使用していました。パイロットのための専用腕時計など、まだ極めて珍しかった時代です。そのような状況の中、IWCが1936年に製作した最初のパイロット・ウォッチ「スペシャル・パイロット・ウォッチ」は、頑強な風防、瞬時の視認性を叶える矢印マーカーが備えられた回転式ベゼル、耐磁性能のある脱進機、コントラストの鮮やかな夜光性の針とインデックスなどをすでに装備していました。

「スペシャル・パイロット・ウォッチ」に続いて製作されたのが、IWC自社製ムーブメントと大型の秒針を備える「ビッグ・パイロット・ウォッチ  52  T.  S.  C.」でした。ケース径55mm、重量 183gの同モデルは、2016年までIWC製腕時計の中で最大のボリュームを誇り続けていました。精度に関しては、クロノメーターの基準と、当時の飛行監視用時計に求められる技術要件を満たしていました。

手巻きキャリバー89を搭載して1948年から製作開始された「マーク11」の開発の際にも、航空計器からインスピレーションを得て外観がデザインされました。シャフハウゼンを拠点とするマニュファクチュール、IWCのパイロット・ウォッチの中で最も有名なこのモデルは、元々、英国空軍のために開発され、30年以上にわたって使用されました。そのムーブメントは軟鉄製インナーケースに収納され、磁場から保護されています。

IWC Saint Exupery Edition IW503801
—「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー “アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ”」 Ref.IW503801

1988年、「パイロット・ウォッチ」の伝統を受け継ぐ「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ」が登場しました。1992年には、スプリット・セコンド機構と自動巻き機構を搭載した「パイロット・ウォッチ・ダブルクロノグラフ」がこれに続きます。そして1994年、「パイロット・ウォッチ・マーク  XII」が「マーク11」の跡を継ぎます。このタイムピースは期待通り、当時最新の自動巻きムーブメントと日付表示を装備していました。同年IWCは「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・セラミック」を発表し、後に時計製造業界を席巻することになる2つのトレンドを確立しました。一つは、全てを黒で統一した刺激的なパイロット・ウォッチのデザイン。そしてもう一つは、このモデルにおいて、加工が困難な素材であるセラミックを初めて採用したことです。1998年に発表された「パイロット・ウォッチ・UTC」では、時間と日付をリューズで調整することができますが、これは長距離移動が増加したグローバル化社会に対する、IWCの一つの回答でした。

2002年、IWCは7日間のパワーリザーブとペラトン自動巻き機構を備える自社ムーブメントを搭載した「ビッグ・パイロット・ウォッチ」を発表し、その伝統あるモデルを蘇らせました。堂々としたこの大型タイムピースは、初期パイロット・ウォッチのデザインを紛れもなく踏襲したものでした。

2003年、IWCは英国の伝説的な戦闘機、スピットファイアの名に由来する新しい「パイロット・ウォッチ」シリーズの製作を開始しました。「バトル・オブ・ブリテン(別名:イングランド航空戦)」で大活躍し、非常に高い評価を得ている戦闘機兼偵察機のスピットファイアは、英国史上最も多く製造された航空機であり、その母国では今なお熱狂的な人気を博しています。スピットファイア機は当時の技術を集結した傑作であり、時を超越した優美さを備えていました。それはまさに、IWC「スピットファイア」シリーズの鑑でした。

パイロット・​ウォッチ・​
ダブルクロノグラフ
“アントワーヌ・ド・​
サンテグジュペリ”

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IWC Pilot's Watch Mark XVIII
—「パイロット・ウォッチ・マーク XVIII」 Ref.IW3270
IWC パイロット・ウォッチ

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IWCは2006年から、フランスの詩人でありパイロットでもあった、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリの功績を称え、「パイロット・ウォッチ」の特別限定モデルをつくり続けています。サンテグジュペリは、存命中からすでに伝説の人でした。彼の文学作品は高い人気を博し、50以上の言語に翻訳されています。冒険に満ちた人生と飛行に懸ける情熱もまた、人々を魅了してやみません。第二次世界大戦中、サンテグジュペリは空軍パイロットとして参戦し、ドイツ占領軍を相手に戦いました。1944年7月31日、サンテックス(サンテグジュペリを敬愛する人々は、彼をこう呼んでいました)は、ライトニングP-38の操縦席に乗りこみ、占領下に置かれたフランスへ偵察飛行に飛び立ちます。しかし、彼が帰ってくることはありませんでした。2003年、地中海マルセイユ沖から、彼のライトニングの残骸が引き上げられました。

2007年、IWCの「パイロット・ウォッチ」コレクションに「パイロット・ウォッチ・ダブルクロノグラフ  “トップガン”」が加わりました。この名前は、通称“トップガン”として伝説的な知名度を誇る、米海軍戦闘機兵器学校の特別コース、戦闘機戦術教育プログラムに由来します。この訓練を修了した者は、世界でも最高の技術と最速の判断力を身に付けた、最も勇敢なパイロットとして、一流エリートの仲間入りを果たすのです。

若きパイロットたちが過酷な条件下にさらされるだけでなく、超音速で雲の上を飛行する機器にも同様に激しい負荷がかかります。ですので、コックピットで使用される機器には、一片たりとも弱点があってはならないのです。IWCは世界に先駆けて2つの素材を時計製造に使用しました。ケ­ース用のハイテクセラミック、そして裏蓋と操作部品に使用されているチタニウムです。IWCのデザイナーが素材を決定するにはこうした厳しい条件が考慮されました。

IWC Big Pilot Le Petit Prince IW500916
—「ビッグ・パイロット・ウォッチ “プティ・プランス”」 Ref.IW500916

IWCシャフハウゼンは、2012年を再び「パイロット・ウォッチの年」と定めました。「トップガン」シリーズには一挙に5つの新モデルが登場し、IWC「パイロット・ウォッチ」コレクションの中で独立したラインとしての地位を確立します。カリフォルニア州ミラマーにあった、戦闘機兵器学校の“トップガン“の精神からインスピレーションを得て、本格的なミリタリースタイルのデザインを取り入れた2つの「トップガン・ミラマー」モデルが加わりました。そして、現代的なデザイン、新しい機能、自社製ムーブメントを搭載した「スピットファイア」シリーズも、勢いよく大空へ飛び立ちました。また、IWCの「パイロット・ウォッチ」クラシックラインに、コックピット・デザインが際立つ5つのタイムピースが登場しました。

2016年の最新「パイロット・ウォッチ」コレクションは、本格的なパイロット・ウォッチの愛好家の間で、そしてまた優雅でモダンなタイムピースと稀少なコンプリケーションに惚れ込んでいる方々の間で、高い評価を得ることでしょう。

Further Information

Clemens von Walzel
Department Manager Public Relations
Tel. +41 (0)52 235 79 29
E-mail clemens.vonwalzel@iwc.com

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