IWC初のアニュアル・カレンダーが登場

ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー

日付2015-01-01T00:01:00

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IWC Portugieser Annual Calendar
—Ref.IW503504

新モデル「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー」は、IWCにとっての2つの「初めて」と、高級時計製造における3つの卓越した達成を、ひとつのケースに組み込んだタイムピースです。新開発のアニュアル・カレンダーは、永久カレンダーとシンプルな日付表示の間のギャップを埋める機構です。新しいIWC自社製キャリバー52850は2つの香箱を備え、新機能に十分なエネルギーを供給しながら、7日間のパワーリザーブを確保します。

IWCの「ポルトギーゼ」シリーズは、新しい魅力的な複雑機構を搭載し、ますます充実し続けています。ほんの数例を挙げると、ミニッツ・リピーター(1995年)、7日間パワーリザーブ(2000年)、永久カレンダー(2003年)、トゥールビヨン・ミステール(2004年)、コンスタントフォース・トゥールビヨン(2011年)、そして最近では、8日間のパワーリザーブを備える手巻きムーブメント(2013年)が登場しています。これらが、「ポルトギーゼ」ウォッチに、高級時計の頂点に輝くタイムピースとしての名声を与えているのです。

「ポルトギーゼ」の年となる2015年、IWCは永久カレンダーと並ぶ興味深い新機構として、新開発のアニュアル・カレンダーを発表します。この複雑機構を駆動するのが、新しいIWC自社製キャリバー52850です。どちらも、「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー」(Ref.5035)に初めて搭載されます。このモデルは、今後の数年間をかけて、自社製キャリバーシリーズの製造を強化していくというIWCの方針を象徴するものです。

IWCのアニュアル・カレンダーは、文字盤の12時位置に配置され、月、日付、曜日を3つの半円形の窓で表示します。この切り替え機構では、各月の日数の違いが自動的に識別されます。しかし、永久カレンダーと異なり、アニュアル・カレンダーは2月の日数の違い、すなわち閏年には対応していません。そのため、年1回、2月の最終日に手動での調整が必要となります。このアニュアル・カレンダーのモジュール開発にあたり、IWCの時計デザイナーは、リューズを使って簡単かつ便利に調整できる仕組みを完成させました。この洗練された解決策のおかげで、カレンダーのコレクター(調整機構)を搭載する必要がなくなり、「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー」のすっきりとしたデザインを維持することができたのです。

デザインアイコンとしてのスタイル

日付表示のスペースをできるだけ確保するため、3つの表示ディスクが11時~1時のインデックスを兼ねるデザインになっています。アメリカ式の日付表記は、技術とデザインの点で適当なだけでなく、IWCの創設者であるアメリカ人のF. A. ジョーンズに捧げるオマージュでもあります。44.2mmという大型のケース径、溝付きベゼル、クラシカルなレイルウェイ目盛り付きチャプターリング、スリムなリーフ針、そしてオリジナルからほとんど変わっていないアラビア数字など、「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー」は、真のデザインアイコンである1939年の初代「ポルトギーゼ」に極めて良く似ていると言えます。しかしながら、スモールセコンドダイヤルは、元の6時位置から9時位置に移動しています。反対側のサブダイヤルには、パワーリザーブ表示が組み込まれています。7日間のパワーリザーブを発揮する自社製ムーブメントもまた、「ポルトギーゼ」コレクションの歴史における大きな飛躍のひとつです。アニュアル・カレンダーと168時間パワーリザーブという、貴重な組み合わせを特色とするこのIWCの最新コンプリケーションモデルは、時計愛好家の皆さまにとって、この上ない魅力を放つことでしょう。

IWC Portugieser Annual Calendar

アニュアル・カレンダーを開発するために、IWCの時計デザイナーは合計で5年間という時間を費やしました。

新しいIWC自社製ムーブメントの魅力

「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー」には、18Kレッドゴールド製ケース(Ref.IW503504)とシルバーメッキの文字盤、そしてステンレススティール製ケースにシルバーメッキ(Ref.IW503501)またはミッドナイトブルーの文字盤(Ref.IW503502)を組み合わせたバージョンがあります。ブルーの文字盤に施された繊細なサンレイパターン仕上げが、光を反射して四方に煌めきを放ちます。このモデルの全バージョンに、サントーニ社製のブラックのアリゲーター・ストラップが付属します。エッジがアーチ型になったサファイアガラスのおかげで、ケースがよりスリムな印象になり、この時計のクラシカルなエレガンスがさらに際立っています。さらに、曲線を描くラグが、スリムな手首の方にも最高の着用感を提供します。サファイアガラス製のシースルー裏蓋からは、IWCが新たに開発した精巧な自社製キャリバー52850の姿を存分にご覧いただけます。キャリバー52000シリーズでは、すべてのローターがより細くなり、ブリッジにオープン加工が施され、ソリッドゴールド製の「Probus Scafusia(プローブス・スカフージア)」メダルが嵌め込まれています。こうすることで、2つの香箱を持つムーブメントの細部がさらに見やすくなっています。進化したペラトン巻上げ機構には、実質的に摩耗しない、ブラックとホワイトのセラミック製部品が使用されています。

5年の開発期間

アニュアル・カレンダーを開発するために、IWCの時計デザイナーは合計で5年間という時間を費やしました。永久カレンダーの自社開発から得られた豊かな経験があるとはいえ、アニュアル・カレンダーの開発に関しては、それに頼るわけにはいきませんでした。新しい自社製キャリバー52850は、2つの香箱によって3つの表示ディスクを動かす十分なパワーを供給する、アニュアル・カレンダー機構に最適なムーブメントと言えます。さらに、完全に巻き上げられた場合、この2つの香箱が1週間という長さにわたって動力を供給し続けます。

技術に関心のある方々のために、アニュアル・カレンダーの仕組みを簡単に説明しましょう。まず、時針車が日付先送り歯車を動かします。この日付先送り歯車には、2つの先送り爪が付いています。そのうち一つが日付および月表示を、もう一つが曜日を動かします。毎日、午前0時が近づくと、上部の先送り爪によって日付が1日進みます。月表示、そして各月の日数の違いを定めるプログラム歯車は、日付ディスク上に設置された2本のピンによって制御されます。これらのピンのうち、前にあるほうがプログラム歯車を1つ先に進めます。先送りレバーのフィーラーが、プログラム歯車の深い溝を感知して30日の月であることを認識し、切り替えに必要な余分なスペースを準備します。翌日、先送りレバーが日付を2日分進めます。そして、日付ディスクの2本目のピンが、新しい月を設定します。

アニュアル・カレンダーの開発に要した5年にわたる努力の日々は、それだけの価値がありました。「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー」は、IWCの革新的な技術力、そして自社製タイムピースの開発を押し進める専門性の高さを改めて示すものです。その結果、魅力的かつ実用的な機能がまたひとつ誕生し、IWCの複雑機構のレパートリーが広がりました。

Further Information

Clemens von Walzel
Department Manager Public Relations
Tel. +41 (0)52 635 69 29
E-mail press-iwc@iwc.com

ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー

IW503501 · IW503502 · IW503504

IWC Portugieser Annual Calendar

特徴

  • 機械式ムーブメント
  • ペラトン自動巻き機構
  • パワーリザーブ表示
  • 月・日付・曜日を表示するアニュアル・カレンダー
  • 9時位置に秒針停止機能付きスモールセコンド
  • 縁に超精密調整カムの付いたグリュシデュール®*ベリリウム合金製テンプ
  • ブレゲひげゼンマイ
  • サファイアガラスのシースルー裏蓋
  • 18Kレッドゴールドのメダルを配したローター

ムーブメント

  • IWC自社製キャリバー: 52850
  • 振動数: 28,800 A/h(4 Hz)
  • 石数: 36
  • パワーリザーブ: 7日間(168時間)
  • 巻上げ機構: 自動巻き

時計

  • 素材:
    • Ref.IW503501: ステンレススティール製ケース、シルバーメッキの文字盤、ブラックのアリゲーター・ストラップ、ステンレススティール製フォールディング・クラスプ
    • Ref.IW503502: ステンレススティール製ケース、ブルーの文字盤、ブラックのアリゲーター・ストラップ、ステンレススティール製フォールディング・クラスプ
    • Ref.IW503504: 18Kレッドゴールド製ケース、シルバーメッキの文字盤、ブラックのアリゲーター・ストラップ、18Kレッドゴールド製フォールディング・クラスプ
  • ガラス: アーチ型のエッジと両面反射防止加工を施したサファイアガラス
  • 防水: 3気圧防水
  • 直径: 44.2 mm
  • ケース厚さ: 15.3 mm

 

*IWCシャフハウゼンは、グリュシデュール®の商標所有者ではありません。

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