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Café Leather - 真の価値を求めて

昔ながらの手工芸が今も存在するというのは、嬉しいこと。時間に価値を置きながらも、別の見方をすれば、時間を超越した技巧であるとも言えます。ここで何よりも優先されるのは、品質です。ミゲル・サンチェス・イバニェスとキコ・レケナ・ブアの2人は、スペインの小さなレザーブランド、Café Leather(カフェ・レザー)の創立者。彼らが好きなことは、伝統的な方法に従って手作業でものを作ることです。チューリッヒにある最新のIWC旗艦店「IWCレーシングワークス(IWC RACING WORKS)」には、彼らが生み出す卓越した作品の一部が並びます。 

「Café Leather」という名前は、レザーブランドにしてはおもしろいですね。なぜこの名前をつけたのですか?

ミゲル・サンチェス・イバニェス:植物タンニンなめしレザーに触れることと、スペシャルティコーヒーの香りを嗅ぐことは、どちらも極めて感覚的な体験です。このブランドを立ち上げた時、私たちの専門であるレザーグッズと、スペシャルティコーヒーにはたくさんの類似点があることに気付きました。私たちは一つひとつのディテールに細やかな注意を向け、バッグやドライビンググローブ、そしてウォレットからラゲッジタグまで、それぞれの製品を手作業で制作します。スペシャルティコーヒーの生産も同じです。手作業での収穫から熟達したバリスタが行なう準備作業まで、一つひとつのステップにしっかりと目を向け、情熱を傾けることが求められます。

 

レザーを扱う仕事の中で、最もわくわくするのはどの部分ですか?

ミゲル・サンチェス・イバニェス:レザーを扱う作業では、あらゆる感覚を駆使します。最初の感覚は、触感。これだけでも、うっとりするような心地良さを感じます。それから素材をよく観察し、レザーをこすってその音に耳を傾けます。そして最後に、私たちが最も好きな、レザーの香り。レザーを手にすると、鼻を近づけて香りを嗅がずにはいられないですよね。なぜなら、それはとても自然で、ほかにはない香りだからです。もしかしたら、脳の回路を直接刺激するのかもしれませんね。



キコ・レケナ・ブア:植物タンニンなめしレザーは、時間の経過とともに美しさを増すという点も魅力です。植物なめし加工は毛穴をふさがないため、時間の経過につれ、そして頻繁に使えば使うほど、古艶を帯びていきます。そのため、それぞれの製品が唯一無二のスタイルと個性を持つようになります。これは間違いなく、私たちのお客様がCafé Leatherの製品を愛用してくださる理由の一つです。時間をかけて、心に響く魅力を醸し出すのです。

 

グレーのトリトン ドライビンググローブ IWC x CAFÉ、 IWC ビッグ・パイロット・ウォッチ “プティ・プランス”(Ref.  IW501002)

IWCとのコラボレーションでは、どのような製品を制作したのですか?

キコ・レケナ・ブア:このコレクションはクラシック・カーレーシングと航空の世界からインスピレーションを得たものです。セカンドスキンのような質感でかつて経験したことのないドライブを楽しむことができる「トリトン ドライビンググローブ IWC x CAFÉ」、1940年代から1950年代にかけてパイロットが使っていたバッグから着想を得た「パイロットバッグ IWC x CAFÉ」、スーツケースの紛失を防ぐのに役立つ「ラゲッジタグ IWC x CAFÉ」、そして、「iPhoneケース IWC x CAFÉ」と「キーチェーン IWC x CAFÉ」の5つの製品のラインアップです。両ブランドのエッセンスを正しく反映できるよう、私たちとIWCのチームは数か月を費やして連携してきました。伝統、哲学、価値観という、ブランドを支える要素を理解するために、常に十分に時間をかけています。製品に命を吹き込むには、小さなディテールがすべて重要なのです。

 



Café Leatherのアプローチは、従来のプロセスに比べて何が違うのですか?

キコ・レケナ・ブア:私たちが用いている皮なめしの方法には、代々受け継がれてきた秘密があります。でも少しだけお教えしますね。使うのは、アカシアやケブラチョ、またミモザなどの樹木から抽出された天然のタンニンです。なめし加工は、皮の毛穴をふさがないように、約50の異なる工程を経て行なわれ、最長で2か月かかることもあります。比較すると、従来のレザー製造を用いた95%のメーカーが皮なめし加工に環境に有害なクロムという化学薬品を使用し、費やされるのはわずか1日です。従来の方法では皮の毛穴がふさがれ、天然皮革というよりは、プラスチックに近い質感に仕上がります。

 

ミゲル・サンチェス・イバニェス:そのとおり。私たちがレザー制作を行う際には、常に環境に優しい持続可能なプロセスを用います。天然の抽出物を使った皮なめしから製品制作まで、スペインのウブリケで指折りの職人たちの手で行われるのです。使う皮はすべて追跡可能で、制作加工の前に徹底的な品質検査を受けています。

 

植物タンニンなめしの工程についてもう少し聞かせてください!

ミゲル・サンチェス・イバニェス:まず、皮と植物タンニン、そして水を巨大な木樽に入れ、最長で4週間回転させます。皮になめし剤が浸透したら樽から取り出し、余分な水分を押し出します。次に屋外に吊るし、新鮮な山の風をあてて乾かします。この工程でさらに1週間かかります。その後、職人が作ったオリーブ油と蜜ろうを手作業で皮に塗り、養分を与えながら保護します。最終的に完成する製品によっては、特別な丸いガラスでレザーをこすり、仕上げに磨きをかけることもあります。 

 

Cafe Leather uses natural tannins extracted from trees such as Acacia, Quebracho or Mimosa

さて、Café Leatherの製品から、ブランドで働く人々へと話題を変えましょう。彼らはCafé Leatherの製品に、どのようにして命を吹き込むのですか?

キコ・レケナ・ブア:Café Leatherで皮なめし加工や製品制作を担当する職人たちは、私たちの大きな誇りです。彼らのもつ知識は、世代を超えて受け継がれているものばかりです。時には、祖母が教えてくれたレシピやマニュアルを参考にすることもあります。しかし、ほとんどの人が知らないことですが、こうした職人たちが持つ知識と技巧は、根絶の危機に瀕しています。私たちはそれを防ぎたいのです!私たちはこうした格別なクラフツマンシップを称え、大切に守っています。卓越した製品を生み出すには、外科医のような正確さと、膨大な製品知識を持つ人々が頼りです。このような技術を経て、非常に複雑なものが、シンプルで美しい作品に変わるのです。 



The two founders of Café Leather, Miguel Sánchez Ibáñez (l) and Kiko Requena Búa (r)

IWCとのコラボレーションはどんな意味がありますか?

ミゲル・サンチェス・イバニェス:子供の頃から、IWCというブランドにずっと惹かれてきました。誇らしげに「パイロット・ウォッチ」を身に着けた父の姿や、その笑顔を目にしてきたのです。IWCとモータースポーツの結びつきを知ってから、このブランドにますます魅力を感じるようになりました。高性能の自動車、ラリー、オートレースなど、車輪が付いているあらゆるものが大好きなんです。IWCとコラボレーションを実施したおかげで、私たちは父が浮かべていた笑顔の意味をより深く理解できるようになりました。もちろん、IWCというすばらしいファミリーの一員になれたことも光栄に思います。

 

ペースが速く、デジタル化が進む時代において、あなたたちのような2人の若い男性が、このような伝統工芸に従事するようになったきっかけは何ですか?

キコ・レケナ・ブア:良い質問ですね!私たちはとにかく、ものづくりに注がれる愛情と心配りに惹かれるのです。その点では、私たちはずっと、伝統的な考え方を持ち続けてきました。通信にタイプライターや伝書鳩を使うという意味ではなく、丁寧に仕上げられたものが好きだということです。そして、優れた品を作るには時間がかかります。

 

ミゲル・サンチェス・イバニェス:私たちは一つひとつのプロセスに必要な時間を費やし、ディテールに特別な配慮をすることが好きです。私たちが制作する製品は、何年も長持ちします。計画的な買い替えを前提とした製品ではなく、世代を超えて受け継ぐことのできる製品です。半年ごとにものを捨て、新しいものに買い替えるような習慣にはうんざりしているのです。最近は、利益ばかりが追求されています。でも、私たちはその方向には進みません。昔ながらの方法が好きなのです。

 

真の価値を持つ本物に惹かれるのです。

Café Leatherの現在の製品セレクションは、チューリッヒにある最新のIWC旗艦店「IWCレーシングワークス(IWC RACING WORKS)」でご覧いただけます。


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