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    IWCシャフハウゼン

    時計のライフスタイル写真ガイド

    美しさ、デザイン、高級時計製造、そして写真への情熱に導かれ、これらを融合させることが、私のキャリアにおける最も有意義な体験であり続けています。IWCウォッチの撮影は特に好きです。非常に特徴的なスタイルと目的という、私が常に写真の中に捉えようとしている要素を持っているからです。

    イングランドのグッドウッド飛行場で撮影した「パイロット・ウォッチ・マーク XVIII “スピットファイア”」。ムートンコートとパイロットゴーグルを着用したモデルで完璧なシーンを演出
    — イングランドのグッドウッド飛行場で撮影した「パイロット・ウォッチ・マーク XVIII “スピットファイア”」。ムートンコートとパイロットゴーグルを着用したモデルで完璧なシーンを演出

    時計のライフスタイル写真をロケーションで撮影することを夢見ながらも、パンデミックの期間中には自宅から出ないように、創造力を活かし、別の方法での撮影を工夫するようになりました。

     

    時計のライフスタイル写真撮影をセットアップするには、そのウォッチコレクションにふさわしいロケーションが必要です。そのようなロケーションには、たいていの場合、効果的な小道具が不可欠です。写真撮影に適した場所と小物を注意深く選べば、自宅だって撮影の舞台になるのです。 


    シルバースピットファイアがオランダのレリスタット空港に寄航していた時、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ」を古い旅行雑誌と航空雑誌の上に置いて撮影
    — シルバースピットファイアがオランダのレリスタット空港に寄航していた時、「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ」を古い旅行雑誌と航空雑誌の上に置いて撮影

    一般的な日用品を使い、一度のセッティングで自宅での時計撮影を成功させるための簡単なステップをいくつか紹介します。

     

    おそらく最も重要な最初のステップは、頭の中で、創り出したいフレームを想像することです。この写真の場合は、仕事机で迎えるいつもの朝の光景です。次に、撮影する場所をきれいにすることが大切です。撮影後の編集で埃や汚れを取り除くよりも、現場を整えるほうがうまくいきます。

     

    何もないまっさらなキャンバスから始め、コーヒーカップと美しくマッチするコーヒーポットや、コップを添えた水差しなどを配置していきます。アロマキャンドル、コンピュータ、手帳とペンを置くと、仕事場の雰囲気が生まれます。撮影前に時計を置けるよう、中心の場所をあけておきます。コーヒーカップにコーヒーを注ぐことをお忘れなく。小道具を活用すればするほど、最終的にできあがる写真の完成度が高まり、より本物らしさが漂います。

     

    時計を置く前に、時刻を正しく設定しましょう。理想の設定は、10時5分を数秒過ぎたあたりです。そうすると、撮影時には文字盤が10時8分37秒を示し、針が文字盤の上で微笑んでいるような角度になります。もっとポジティブな印象にしたければ、日付を25日に設定しましょう。スイスではこの日が給料日です!



    時計に付いた指紋を柔かい布で拭き取り、セットの中心に確保しておいた場所に置きます。

     

    最も注意が必要なのは、時計の文字盤に強い反射が映らないようにすることです。プロ並みの技術は必要ありませんが、レフ板を使ったり、単純に撮影の角度を工夫してみてください。ファインダーを覗きながら時計の周りを動くうちに、文字盤への光の反射が少ない理想的な角度が見つかるでしょう。反射がまったくない角度を探す必要はありません。多少の反射は自然で、写真にいきいきとした印象をもたらします。

    2つ目のスタイリング(下のフォトギャラリー)では、晴れた日曜日の午後、カクテルパーティーに着ていくものを準備しているという設定で撮影をしました。まずは何をおいても、ロケーションが大事です。自宅の階段の隅にハンガースタンドを置き、そこにシャツとスーツをかけました。そして、ネクタイやサングラスといった小物、最後に時計を追加します。場所をうまく選び、撮影を行なう角度に応じて、必要があれば移動します。

     

    商業的なライフスタイル写真家として、必ず三脚を使うことをお勧めします。絞りをより大きく開くことができるので、結果としてしっかりと焦点の定まった写真になります。 



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