ボールトビー・フライト・アカデミー
スピットファイアは、ほかのどの飛行機にも増して、空を飛ぶという人類の夢を象徴しています。この飛行機はエンジニアリングの傑作であり、時代に先駆けて誕生しました。そして今でも、そのアイコニックなデザインで人々を魅了し続けています。
この航空機の先進的なエンジニアリングと美しいフォルムに賛辞を表し、IWCは2018年にボールトビー・フライト・アカデミーとパートナーシップを結びました。イギリスのパイロットであるマット・ジョーンズとスティーブ・ボールトビー・ブルックスが所有するこのアカデミーは、世界初のスピットファイア飛行訓練校および航空事業者です。同校は、パイロット資格を持たない一般の人々には体験飛行や飛行シミュレーターを、パイロット資格保有者にはスピットファイア飛行訓練を提供しています。
ボールトビー・フライト・アカデミーの本部は、ウェスト・サセックス州のチチェスター・グッドウッド空港にあります。ビーチ岬とニードルズ岬のホワイトクリフ(白い崖)付近に位置しているため、スピットファイア飛行体験はイギリス南岸の最も象徴的な風景を眼下に行なわれます。
2019年8月、マット・ジョーンズとスティーブ・ボールトビー・ブルックスは、グッドウッドを起点に、史上初となるスピットファイアでの世界一周飛行に出発しました。彼らは約43,000kmの距離を飛び、その途上で20ヶ国以上もの国を訪問した後、新記録となるこの冒険をちょうど4ヶ月かけて完遂しました。IWCは、メインパートナー兼オフィシャル・タイムキーパーとして、この「シルバースピットファイア – The Longest Flight (最長飛行)」プロジェクトを支援しました。
ハイライト
IWCは、「パイロット・ウォッチ」の製造で80年以上の歴史を誇り、これまでにもいくつかの限定モデルでスピットファイアを称えてきました。今回の特別プロジェクトへの取り組みは、航空分野に対するIWCの情熱をあらためて強調しています。スピットファイアの先進的なエンジニアリングと時代を超えたデザインは、精巧に作られたIWCの時計が体現している特徴でもあります。
クリストフ・グランジェ・ヘア(IWCシャフハウゼンCEO)は、「スピットファイアは、空を飛ぶという人類の夢を他のどの航空機よりも象徴しています。時代を先取りして生まれ、その象徴的なデザインによって今もなお人々に強い印象を与え続ける、エンジニアリングの傑作です。私たちは、この飛行機で世界一周するという野心的なアイデアにすぐに魅了されました。この冒険をお手伝いできることに胸が躍る思いです。」と語りました。
遠征の支援と同時に IWCはボールトビー・フライト・アカデミーとの長期にわたるパートナーシップを発表します。パイロットであるボールトビー・ブルックスとジョーンズによって設立された同校は、世界で初めて公式に認定されたスピットファイア飛行学校です。ジョーンズは、「IWCシャフハウゼンは、航空分野への情熱とスピットファイアに対する敬意を私たちと共有しています。 私たちは、世界一周飛行というビジョンの実現にあたり、完璧なパートナーを見つけました。」と述べています。
名機による世界一周飛行
製造番号MJ271のスピットファイアは、もともと1943年にキャッスル・ブロムウィッチで製造されました。遠征に向け、この機体は構成部品にまで分解され、入念にレストアされました。一つひとつの部品が、まばゆい輝きを放つまで手作業で愛情込めて磨かれ、魅惑的なシルバーの外観を機体に与えています。これが、「シルバースピットファイア」を更に洗練されたものにするでしょう。
世界一周飛行は、2019年8月にイングランドで幕を開けました。旅の第一部では、「シルバースピットファイア」はカナダを経由してアメリカまで飛行します。このルートならば、遠征チームは北極圏の比較的穏やかな気象条件の恩恵を受けることができるのです。
また、航空をテーマにしたイラストで有名なフランス人アーティストのロマン・ユゴー氏が、芸術的な旅の記録を残すためにスピットファイアに同行します。ユゴー氏は操縦免許を保有しており、自身の所有する1942年製パイパーL4を操縦する姿がよく見られます。彼は、歴史的名機の最も傑出したイラストレーターの一人として広く知られています。
スピットファイアは、空を飛ぶという人類の夢を他のどの航空機よりも象徴しています。時代を先取りして生まれ、その象徴的なデザインによって今もなお人々に強い印象を与え続ける、エンジニアリングの傑作です。
ボールトビー・フライト・アカデミー
同校は、パイロット資格を持たない一般の人々にはスピットファイア体験飛行や革新的なスピットファイア飛行シミュレーターを、パイロット資格保有者にはスピットファイア飛行訓練をそれぞれ提供しています。
ボールトビー・フライト・アカデミーは、イギリスのパイロットであるスティーブ・ボールトビー・ブルックスとマット・ジョーンズが所有する世界初のスピットファイア飛行訓練校であり、スピットファイア航空事業者です。同校は、パイロット資格を持たない一般の人々にはスピットファイア体験飛行や革新的なスピットファイア飛行シミュレーターを、パイロット資格保有者にはスピットファイア飛行訓練をそれぞれ提供しています。これらの体験飛行や訓練はイギリス周辺の各地で実施しており、実施場所の数は増え続けています。同校の本部はウェスト・サセックス州のチチェスター・グッドウッド空港にあり、ビーチ岬とニードルズ岬のホワイトクリフ(白い崖)付近に位置しているため、スピットファイア飛行体験はイギリス南岸の最も象徴的な風景を眼下に行なわれます。ジョーンズとボールトビー・ブルックスは、「シルバースピットファイア – The Longest Flight(最長飛行)」において本物のスピットファイアで世界一周飛行するという自身の夢を実現するべく、IWCシャフハウゼンとパートナーシップを結びました。
その他の記事
飛ぶことを夢見て
伝統あるIWCのパイロット・ウォッチとしてさまざまな特別モデルが発売され、その収益の一部がアントワーヌ・ド・サンテグジュペリ・ユース財団およびそのパートナー団体に寄付されています。
スーパーマリンスピットファイアMk IX:360°コックピットツアー
シルバースピットファイアのパイロットであるマット・ジョーンズが、スピットファイアの360°コックピットツアーにご招待いたします。ビデオをご覧ください。
シルバースピットファイア:冒険心を称えて
IWCがサポートする冒険「シルバースピットファイア – The Longest Journey (最長の旅)」の準備が進行中です。この旅についてはこちらをご覧ください。